宜野湾市議会 > 2021-06-18 >
06月18日-03号

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  1. 宜野湾市議会 2021-06-18
    06月18日-03号


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    最終取得日: 2023-06-08
    令和 3年  6月 定例会(第435回)   令和3年第435回宜野湾市議会定例会会議録(第3日目)                       午前10時00分(開議時刻)            令和3年6月18日(金)                       午後3時41分(散会時刻)1.出席議員(23名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       1   上地安之     3   平安座武志       4   又吉 亮     5   栄田直樹       6   上里広幸     7   宮城政司       9   濱元朝晴    10   宮城 司      11   石川 慶    12   宮城 克      13   山城康弘    14   真喜志晃一      15   知念秀明    16   米須清正      17   伊佐哲雄    18   屋良千枝美      19   知名康司    20   呉屋 等      21   平良眞一    22   桃原 朗      23   伊波一男    24   岸本一徳      25   桃原 功2.欠席議員(2名)     議席番号   氏名    議席番号   氏名       2   伊佐文貴     8   宮城 力3.欠員1名(26番)4.説明のために出席した者      職名       氏名     職名       氏名     市長       松川正則   副市長      和田敬悟     教育長      知念春美   上下水道局長   島袋清松     総務部長     伊波保勝   企画部長     安藤 陽     基地政策部長   米須良清   福祉推進部長   岡田洋代     健康推進部長   崎間 賢   市民経済部長   国吉孝博     建設部長     石川康成   教育部長     嘉手納貴子     指導部長     又吉直正   消防長      浜川秀雄5.議会事務局出席者      職名       氏名     職名       氏名     事務局長     東川上芳光  課長       仲村厚子     議事係長     平田駒子   議事担当主査   大城拓也     主任主事     渡嘉敷 真  主任主事     棚原裕貴6.会議に付した事件は議事日程第3号の2及び第3号のとおりである。              議事日程第3号の2         令和3年6月18日(金)午前10時00分開議 日程第1 会議録署名議員の指名について              議事日程第3号 日程第1 一般質問    (1)桃原 功     (2)伊佐文貴(取消し)    (3)真喜志晃一    (4)山城康弘    (5)知念秀明 ○上地安之議長 おはようございます。ただいまから第435回宜野湾市議会定例会第3日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分) 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第3号の2から進めてまいります。 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。6月10日、本定例会の会議録署名議員として、8番 宮城力議員を指名しましたが、体調不良により欠席のため、新たに会議録署名議員として、9番 濱元朝晴議員を指名いたします。 以上で議事日程表第3号の2は終了いたしました。 これより議事は、議事日程表第3号により進めてまいります。 日程第1.一般質問を行います。一般質問は時間の制限を行います。質問時間は、答弁を含めないで1人30分以内といたします。25番 桃原功議員の質問を許します。桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 皆様、おはようございます。結・市民ネットワーク、25番議員の桃原功でございます。質問の前に、今回このように中央公民館で初めて6月定例議会を迎えることとなりました。御承知のとおり、本会議場が40年以上も経過したために天井が剥離したというアクシデントでしたけれども、本当に被害もなくほっとはしていますけれども、ただ当局におきましては、また議場もしっかり対応方よろしくお願いしたいと思います。 あわせて、今回のコロナウイルスワクチン接種におきましても、松川市長を先頭に崎間健康推進部長はじめ職員の皆様方が必死になって連日ワクチン接種のために御尽力いただいていますことに対しても、敬意と感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございます。 では、一般質問ですけれども、5つ出しております。最初に、ヤングケアラーについてお尋ねをしていきます。障害や病気のある祖父母、あるいは御両親あるいは自分の兄弟などの世話をする18歳以下の中高生というくくりだと思うのですけれども、にわかに最近、このヤングケアラーに対しての取扱い報道等が出てきています。4月13日の琉球新報報道でもありました。厚労省と文科省による初の実態調査ですけれども、世話をしている家族がいるとした中学生が約5.7%、これ全国調査ですけれども、この5.7%が約17人に1人ということが言われているらしいです。沖縄を考えると、このコロナ禍もありますけれども、例えば貧困が1番と、ワーストということを考えると、さらに多いということも想定されますけれども、本市においての小中学校のヤングケアラーの実態はどうなのか、調査も必要だと思いますけれども、教育委員会あるいは当局として数も掌握されていますでしょうか。あとはあちらの質問席に移って質問をしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。ヤングケアラーとは、文部科学省と厚生労働省のホームページによりますと、法令上の定義はございませんが、一般的に、本来本人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子供とされております。教育委員会によるヤングケアラーについての実態調査は行っておりませんので、該当者の人数は把握しておりません。 なお、調査に関しましては、機密性の高い個人情報を含んでおり、非常にデリケートな問題でもありますので、学校での調査には限界があると考えてございます。今後どのような形で調査するのか、関係部署と連携しながら調査研究してまいります。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時06分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前10時06分) 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 失礼いたします。表現の訂正がございますので、よろしくお願いします。 先ほどヤングケアラーの定義のところで、法令上の定義はございませんと申し上げました。その中で、一般的に本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話などを日常的に行っている子供とされておりますというところで、本人というふうに間違えて表現をしました。申し訳ございませんでした。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 今、指導部長は調査を行ってないということでしたけれども、機密性も高い、非常にデリケートな課題であるということだと思うのですけれども、私はこのまま看過してはいけないのではないのかなというふうに考えております。もう国も今動いています。厚労省も文科省も。ただ、これはその言葉がにわかに最近出てきていますけれども、その家族の世話をする、あるいは兄弟の世話をするということ自体は昔からあったことなのです。体験者もたくさんいると思いますけれども、本来であれば公助によって国がしっかりそういった子供たちが出ないように、例えば賃金であったり雇用であったり福祉政策であったりしないといけないことが、このように御両親、あるいは何らかの理由で小学生、中学生、高校生が学業の学ぶ機会を失っているかもしれない、実際に失っている子もいるのです。 先日、我々会派4名で嘉数中学校を訪問させていただきました。嘉数中学校の校長先生にも確認をしたら、いると、ただ実数はつかんでいないということだったのです。ですから、国も動いているわけですから、しっかり連携をして調査、実態をまずつかむ、つかんだらやっぱりその対策をどうしていくのかというのはこれ私たち大人の責任です。そのまま看過はできないと思います。 この報道にもあるのです。例えば国の施策があることも知らないで毎日を過ごしている児童がいるということを知ってほしいのです。これ4月13日の紙面の報道ですけれども、夜遅くまで世話をして授業に集中できない、少し余裕が欲しいと言っているのです。自分の時間をつくったり、そういった意味で、指導部長の答弁は、まだ今のところ行っていないということで私認識します。これからしっかり関係機関と連携をして、実数をつかんで対策を講じてほしいというふうに思いますけれども、今後どうされていくのか、これ教育委員会だけの問題ではないと思うのです。当局も行政部局もしっかり連携をして対応していくということですけれども、いかがですか、当局答弁お願いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。教育委員会としましては、日常の生活の中で児童生徒の変化に気づくことや、日々の教育相談等でヤングケアラーではないかと認められた児童生徒については、保護者を交え解決に向けた相談会を実施するよう助言してまいります。 また、関係機関等へのつなぎが必要なケースにつきましては、スクールカウンセラースクールソーシャルワーカー等を通し適切な支援につなげるよう、各学校に助言してまいります。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 おはようございます。福祉分野については、福祉推進部のほうから御答弁させていただきます。福祉推進部児童家庭課においては、日頃より保育園や小中学校などから支援が必要とされる世帯につきましては、様々な情報、また相談が寄せられ、その中には過重な家事手伝いをしているなど、ヤングケアラーではないかとの情報も見受けられます。これらを把握した場合には、家庭相談員等が児童生徒と面談を行った上、状況等を聞き取り、支援の必要性や世帯を適切なサービスへつなげられるよう調整を図っております。今後の取組といたしましては、ヤングケアラーを早期に発見し、必要な支援につなげるため、要保護児童対策地域協議会における啓発活動等の取組を検討していきたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 今、指導部長からもありました。福祉推進部長からもありました。助言等をしてしっかり対応していくということでしたので、ぜひお願いいたします。 このコロナ禍によって家庭訪問が今実施できていません。やはりこういったのを考えると、家庭訪問の大切さ、やはり中に入らなくても玄関先でもいいのですけれども、しっかり御両親がいらっしゃるのか、どういった環境なのかというのは、コロナ禍で今年も多分去年もできていないと思うのですけれども、その辺はこういった子たちは学ぶ機会を失っているわけですから、しっかり対応方よろしくお願いいたします。 次へ行きます。次は、市民から要望の多いスケートボード広場の確保についてですけれども、私も40年前、スケートボードをバイトで買って、ヒルトンホテルの坂から滑って遊んでいました。当然ながら、スケートボードをする場所がないわけですから、今の子供たちも同じように場所がない。学校が終わって、例えば道路とか広場でやっていると、あのスケボーの音がうるさいので、やっぱり音が大きいので周辺からうるさいという苦情等で、それで一蹴されてしまうというような現実があるのです。幸いにも今、宜野湾市にはいこいの市民パークにしっかりきれいなボードパーク広場が備えつけられています。近隣に住宅もないので騒音公害もないし、あそこは非常にいいなということで喜んでいるのです。ただ、やはりそこは国道330号沿いの宜野湾市の東側にしかないので、普天間中の北側の子たち、あるいは南の真志喜中の子たち、嘉数中の子たちがバスで通ってそこまで行っている子たちもいるのです。 お尋ねしますけれども、このスケボーをやる小学校の高学年から中学生にかけて、遊ぶ場所、自分たちの居場所というのがなかなか確保できていないというのが現実だと思うのですけれども、このスケボーをする彼らの、青少年の居場所はどこなのか、教育委員会の見解をお伺いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。本市におきましてスケートボード施設が設置されている場所は、いこいの市民パークの1か所と認識しております。一般的な中学生の放課後の居場所として部活動がございます。令和3年度、本市中学校の部活動加入率は、おおよそ6割の生徒が部活動に加入しております。また、学校の部活動に加入していない生徒の中には、外部のクラブチームに加入している生徒や、学習塾、スイミングスクール、空手道場等の習い事に通っている生徒もおります。スケートボードのニーズの高まりにより、今後、新たな部活動となり得る可能性はあると考えます。 一方で、安全安心してスケートボードができる施設を造るには、費用や敷地の面からも非常に難しいのではないかと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) ありがとうございます。費用のことを考えると、実際、足も止まってしまいかねないという懸念はありますけれども、しかしそれでも6割が部活をやっているけれども、やっぱり3割、4割は部活に行っていない、外部の習い事に行っている子もいます。習い事に行っている子であっても、スケートボードは大好きな子もいるわけです。あるいは、習い事も行っていない子もいらっしゃる。やはり小学生は、児童センター、児童館等あるけれども、思春期と言われる中学生、特に中学生が行く場所がなかなかない、集う場所がないという実態があるのです。我々議会は、今年も市民から意見と要請等を承りました。市民との意見交換会、コロナ禍でインターネット、あるいは23自治会に全議員でチラシを配布して、何かお困り事ないですか、こういった提案、何でもいいですよということで回りました。そうしましたら、今年度は、アンケート総数が56件返ってきました。56件中54件集約して各常任委員会に割り振りしました。54件中4件がスケートボード広場の設置の要望なのです。それで、今回取り上げていますけれども、では建設、土木のほうにお伺いしますけれども、例えばいこいの市民パークの基地側のほうに、要は住宅が少ないところにスケートボード広場を設置したので、騒音の苦情等もあまり聞かないと、ないのかもしれません。そういった意味で、これからつくっていく公園計画の中で、例えば野嵩第一公園、あるいはもう今既存でできている海浜公園、あるいは西普天間住宅跡地等でぜひスケボー広場等を一緒に併設してほしいなという要望なのですけれども、計画はいかがでしょうか、お尋ねします。
    上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。議会報告会への市民ニーズがあったことについては承知してございます。今年の4月に、市民より普天間地域の公園へのスケボー施設整備の要望がございましたが、現在整備中である野嵩第一公園敷地内でのスケボー施設整備はない旨お答えしております。 今後のスケボー施設の整備につきましては、周りへの騒音や利用者の安全対策などを考慮し、宜野湾市海浜公園施設等再編整備基本構想・基本計画において、比較的公園敷地が広い宜野湾市海浜公園施設内にての整備を計画しております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) ありがとうございます。海浜公園では設置計画をしているということでした。やはり予算をかけるというのは分かるのですけれども、あまりその予算をかけないでも軽微なものができないのか、だからこういう立派なものということでもなくて、本心は、希望は立派なものを造ってほしいのですけれども、安全面という視点もありますから、ただやはり今、野嵩第一公園は、ばっさりないとおっしゃいましたけれども、今後の公園整備計画では、今、海浜公園ですけれども、西普天間跡地、あそこも公園造ります。今から仕掛ける分には、どうにかその再検討できないのか、野嵩第一公園もそうですけれども、もう今年のオリンピックの公式種目にもスケートボードは入っています。テレビでありましたけれども、沖縄市のパークアベニューの空き店舗を活用して、ウチナンチュのスケボーのプロが、そこで1回300円で子供たち遊ばせているということで、非行にも走らず、私はいい試みだな、いいチャレンジだなと思っているのです。あれは、公園ではなくて、そういう空き店舗の活用だったのですけれども、やはり居場所をつくるという視点からも、私はぜひ皆さんにも海浜公園だけではなくて、それはまた南です。北側には何もないのです。北側には何もない。だから、ぜひ野嵩第一公園、再検討していただきたいなと思うのですけれども、ちょっと質問変えますけれども、例えば前にこの保護者の方々から、宮城政司議員と一緒になって聞き取りの意見交換をしました。そのときにあったのが、普天間中の保護者だったのですけれども、そのスケボーをやる児童が1年生で約15名前後であると、2年生でも同じぐらいで、3年生でも同じぐらいと、そうすると普天間中だけでも40名以上いるわけです。部活もつくれるのではないかというぐらいの人数なのです。 そういった意味で、普天間中の職員のほうに部活をつくりたいという要望も出したそうなのです。その件は、市教委として掌握はされていますか。部活動をつくるというときに、つくれる条件というのがあると思うのですけれども、スペースの確保だったり指導者の確保だったり、どういったものが必要が生じるか、お伺いします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。スケートボード部に限らず新たに部活動を設置するには、各学校長の判断で設置は可能であると考えております。また、部活動を新たにつくる条件としましては、教職員数や施設、設備等の学校の状況を踏まえ、指導内容の充実や生徒の安全の確保及び活動場所の確保等の観点から、1年間は同好会として活動し、継続して活動が行える状況にあると認められた場合に、正式な部として発足することができるものと考えます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) ありがとうございます。校長先生の判断で可能であると、いきなり部活ではなくて同好会等の動きで推移を見守っていくということです。ありがとうございました。 最後にお聞きしますけれども、例えばさっき少し言いましたけれども、立派な設備がなくてもある程度の一定の広場の確保というのはできないのか。例えば今でもやっているかどうか分かりませんけれども、宜野湾市役所のほうで、夕方になるとスケボーをする子供たちがずっとスケボーをやっていたということもありました。やはり警備員さんに注意されてその場から離れるということなのですけれども、例えばですけれども、消防署の裏の駐車場のスペースとか、小さい声で話す必要はないのですけれども、市役所の新しい駐車場とか、新駐車場ができました。夕方の18時から、そこをカラーコーンで囲って広場として確保できないのか、いかがでしょうか。そういう目的外使用なのか分かりませんけれども、そこに施設を造るのではなくて、あれ芝生ではできないので、アスファルトのところで、そこをカラーコーンで囲って、そういうふうに一定期間設定はできないのか、いかがでしょうか。 ○上地安之議長 教育部長。 ◎嘉手納貴子教育部長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。消防裏の駐車場については教育部で所管しておりますので、こちらのほうで御答弁さしあげます。消防裏の駐車場は、毎年、沖縄防衛局から市民会館及び中央公民館の利用者のための専用駐車場として一時許可を受けて借用し、運営を行っているところでございます。そのため、使用上の制限により目的外の利用はできないことになります。教育委員会といたしましては、スケボーができる施設での利用をお願いしたいと考えております。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 おはようございます。桃原功議員の御質問にお答えいたします。市庁舎の駐車場でのスケートボード広場を確保できないかということですけれども、市庁舎駐車場は、市役所を利用する市民、お子様連れや高齢者、また障害をお持ちの方まで安全に利用する環境を確保する必要があるというふうに考えてございます。また、場所柄国道330号に接しておりまして、車両の往来や歩行者通行が多いことを踏まえると、安全上の観点からもスケートボード広場としては利用は適していないというふうに考えてございます。 あと議員から先ほどございました。昨日、実際1階軒下、雨が降った関係だと思いますけれども、中学生が10名前後スケートボードをやっているのは私も実際拝見はしましたけれども、やはり踏み外すというのですか、ボードだけが先に行って、駐車している車とか歩行されている市民に対してちょっと危険だなというふうに感じたところもございますので、利用については慎重にしなければならないというふうに考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) もう少し粘らせてください。消防裏も、私ずっとではなくて、例えば18時以降ということでさっき言ったつもりなのですけれども、1か所いい場所があるのです。宜野湾消防署と市民広場の間の空き地、分かりますか。そこは芝生ではあるのです。アスファルトではないのです。市民広場のフェンスがあって、消防のほうにも多分何らかの境界線にあると思うのです。幅が5~6メートル、長さが80メートルぐらいで、ここ芝生になっているのです。ちょっとスケボーで遊ぶ分にはいい広場だなと思っているのです。例えばそこを活用というのはいかがでしょうか。もちろん芝生ではスケボーはできないので、やるときには何らかの物を敷くという行為が出てきますけれども、ぜひ検討していただけないでしょうか、総務部長。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。議員からございます消防横の空きスペースにつきましては、当該地が市民広場内であるために、設置するに当たりましては事前に米軍との調整が必要かなというふうに考えておりますので、市民広場そのものへのスケートボード場の整備につきましては、先ほど建設部からもございました。その他の公園施設とも比較をしながら検討をする必要があるのではないかというふうに考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) ありがとうございます。面積の広いところは野球チーム宜野湾ポニーズであったり少年野球であったり活用しているわけです。ぜひスケボーもスポーツですから、ぜひ部活に行けない子供たち、居場所をつくるという視点からも、時代もオリンピックの競技にもなっているわけですから、ぜひ米軍と協議してください。子供たちのためにということをしっかり伝えて協議していただきたいなと思いますけれども、何か市長天井向いて考えていますけれども、何かいいアイデアありましたか。よろしいですか。では、後でお伺いします。ありがとうございました。 次へ行きます。次は、皆様方の手元にも配付をさせていただきました。市が発行した漫画についてお尋ねしていきたいと思います。タイトルは、「ぎのわん市の沖縄戦~“あの日の記憶”を語り継ぐ」という、これ漫画だけではないのです。このようにこれが原本ですけれども、A3を2つ折りにして、また2つ折りにしてA5サイズで発行している漫画も織り込んだ戦争体験者インタビューであったり、宜野湾市の戦跡マップであったり、私とてもいいのを作っていただいたなということで高く評価していいと思います。 ただ、漫画の部分で少し違和感がある箇所が2か所あるのです。どこかというと、下のほうに赤い点線で囲ったところなのですけれども、下段と下から2段目。まず下から2段目のほう、「軍隊は守ってくれなかったの」、これはおばあちゃんと多分お孫さんとの会話だと思うのです。その前段でちゃんと新城の死亡者と嘉数の死亡者に差が生じているということもしっかり史実に基づいて表しているので、とてもいい資料だなとも思っています。ただ、この「軍隊は守ってくれなかったの」、クエスチョンがあって、「ひどい」とお孫さんは言っているのです。おばあちゃんは何と言ったか。「でも、あんたが兵隊さんだったらどうね」というふうに返しているのです。お孫さん「うっ」と詰まっているのです。このおばあちゃん本当に戦争体験者かと私思いました。本当に戦争体験者であれば、ひどいことたくさんあったではないですか。ごうの中、ガマの中で米兵が迫ってきた。自分たちの存在を知られないように、赤ちゃんに手をかけてしまったとか、いろんな語り継がれてきた話があります。それなのにこのおばあちゃんは、あの兵隊とあんたの気持ちを同列にして尋ねているのです。こういう表現は、私どうなのかなと思っているのです。ただの漫画だったらスルーしたかもしれない。しかし、これ宜野湾市が出しているのです。地方公共団体が出している漫画として、もう少し表現の仕方というのが史実に基づいてやるべきではないのかなというふうに感じているのです。 2点目、下のほう、「おばあのせいであの子は死んだんだよ」、多分おばあちゃんの兄弟か何かのことだと思うのですけれども、実際このように言う方はたくさんいらっしゃいます。私の祖母もそうでした。自分のせいでネーネーが死んだという話はします。しかし、ここでの表現は、行政が出す漫画としては、「おばあのせいであの子は死んだんだよ」ではなくて、戦争のせいだよということをちゃんと言うべきではないのでしょうかという、私違和感があるのです。分かりますか。たかが漫画かもしれぬけれども、されど漫画なのです。これみんな見るのです。 今、本庁のほうで平和パネル展もやっています。この漫画もまた展示されています。この2点について皆さんの見解をまず確認したいのです。ぜひお伺いしたいのです。これは、ぜひ市長の所見を、見解をお聞かせください。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 おはようございます。桃原功議員からの御質問にお答えさせていただきたいと思います。当該事業に関しましては、令和2年度の宜野湾平和祈念事業の一環として実施をいたしております。本市は、昭和60年に平和都市宣言をいたしましたことから、多くの尊い命が奪われた沖縄戦を風化させることなく、戦争の悲惨さや平和の大切さ、命の尊さを継承し、平和な社会を創造していくことを喫緊の課題といたしまして、市民の平和意識の高揚を図ると同時に、次世代へ継承する人材の育成を目的としております。 御質問の「マンガで知ろう「ぎのわん市の沖縄戦」」につきましては、ターゲットといたしましては、戦争を知らない子供たちでございまして、漫画をツールとして興味を持っていただきまして、主体的な学びにつながることを目的に作成をしてございます。御質問の件の見解でございますが、今回の漫画の題材につきましては、作者をはじめ担当部署、また市博物館の専門職員が監修をいたしまして、本市の戦争体験者の証言、様々な文献や史実を基に作成をしてございます。 若い世代が過去の戦争について学び、将来、戦争のない平和な社会をつくるためにどうすればいいのか。こちらの漫画の最終のこまにもございますように、僕に何ができるのだろうということをそこまで至ってほしいという思いで、いろいろな視点を書かせていただいているところでございます。軍隊が守ってくれなかったのという件に関しましても、ここに関してはやっぱり様々な解釈があると思います。実際に軍隊が守れず、嘉数では多くの死傷者が出ているのが、これは厳然たる事実としてあるところでございまして、ただ、やはり軍隊が守ってくれなかったことを恨むというわけではなくて、やはり戦争が人を殺しますので、おばあのせいであの子は死んだのだよというその自責の念にかられているということが、やはり戦争の悲しい結果の一つではないかなというふうに考えております。ここの表現に関しましては、いろいろな思いがあると思うので、受け取れる内容によっては様々な御意見があると思いますが、本市の作成したものとしては適切だというふうに考えてございます。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 今、最後、部長は適切であるとおっしゃったのでしょうか。少し聞き漏らした感があったのですけれども、適切であるということは、私は少しどうなのかなと思います。なぜ事実で表現しないのか。自責の念を持っている方たくさんいらっしゃいます。私は、公共、自治体が出す漫画としてどうなのかということを少し言っているのです。 「軍隊は守ってくれなかったの」、「ひどい」、「あんたが兵隊さんだったらどうね」ということでお孫さん「うっ」と詰まっているのだけれども、これ両論併記なのです。トランプ大統領の事例で言うととても分かりやすいのですけれども、例えばトランプさんが出てきて急に地球温暖化はフェイクだって言ったのです。自国の石油産業を保護するためにいろんな理由はあるのでしょうけれども、しかしそれまではいろんな識者や研究者、科学者がその二酸化炭素をもうこれ以上出さない、ちゃんと削減していこうということを研究をして、CO2削減というのが出てきたのに、そこにぽんとトランプさんが出てきて、いやそれはフェイクだということで、あたかもこれが正論のようになってしまっているというその両論併記、これ怖いことだと思うのですけれども、なぜお孫さんの気持ちがあの兵隊の気持ちと同じような同列で、「あんただったらどうね」と聞かないといけないのでしょうか。 ここは、例えば戦争は人を変えてしまうからとか、あるいは狂ってしまうとか変えてしまうとか、そういう表現のほうが私はいいと思うのです。お孫さんにこのように軍人さんの意識、気持ちは分からなかったのという聞き方は、私はこのおばあちゃんこそ、本当の戦争体験者かなと思って、少し疑問があるのです。最後のほうも「おばあのせいであの子は死んだんだよ」という自責の念を持っている方はたくさんいらっしゃいます。けれども、やはり戦争が悪いということをしっかり私は史実として、事実として書くべきではなかったのかという違和感があって、今回取り上げています。 昨日の琉球新報でも出ています。当時、14歳だった喜舎場清三さんという方は、旧玉城村の出身ですけれども、最後にやっぱり同じように言っているのです。戦争は人を狂わせるものなのだよということを言っているのです。だから、公共、自治体が出す漫画としては、やはり史実に基づいた表現というのをやっていただきたかったなという気持ちがあるのです。ぜひ市長の見解もお聞きしたいのですけれども、いかがでしょうか、市長。ぜひお答えください。 ○上地安之議長 市長。 ◎松川正則市長 おはようございます。お答えをさせていただきます。今様々な角度からの議論ということになろうかと思いますが、冒頭、桃原議員から、この「マンガで知ろう「ぎのわん市の沖縄戦」」、高く評価をしているということでありがとうございます。 宜野湾市の沖縄戦をこういう形でまとめてもらった職員に対して、労もねぎらってもらいました。今、桃原議員からございました、やっぱり違和感があるというお話ですが、このように議論になっている。やはり様々な文献では沖縄戦の悲惨さ、むごさ、戦争の本当に大変さ、そして平和の尊さ、様々ございます。この漫画につきましては、今議論になっているように、子供たちにしっかり自分で考えてほしい、その思いが十分詰まっているものだと私は考えております。 子供たちがその漫画を見ることによって、自分の立場で改めて考えてほしいという、文献等で誘導をするようなものではなく、しっかりそれぞれの子供たちがその年代に応じて考えられるような形での漫画になっていると、史実もしっかり伝えておりますし、私としては高く評価をしております。 以上です。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) ありがとうございます。赤い線では囲っていないですけれども、「でも、あんたが兵隊さんだったらどうね」、お孫さんが「うっ」と、その次のこまは、大切なのはその人の立場になって想像することだよと、これもっともなのです。平時であればいいのです。ところが、あの戦争を体験した方が、ではあのウチナンチュをごうから、ガマから出していた兵隊のことと同列になって考えられますか。私は、このおばあちゃんは本当に体験者かなと思って、少し疑問があるのですけれども、ぜひしっかり行政ももう一度考えてください。事実をちゃんと伝えていただきたいなと思っています。 次は、PFASなのですけれども、少し時間が迫ってきたので、重要土地等調査法案から入っていきます。おととい国会のほうで強行採決されました重要土地等調査法案。もう、強行採決され、可決されたので、案が抜けるかもしれませんけれども、重要土地等調査法について、これどのような法律で、いつから施行で、私たち市民にはどういった影響を及ぼすということが予想されるのかお伺いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 桃原議員の御質問にお答えいたします。重要土地等調査法案につきましては、防衛関係施設等の重要施設及び国境離島等の機能を阻害する土地等の利用を防止することを目的に、第204回通常国会へ提案をされているものと認識してございます。議員からございました16日に可決もされているというふうに伺っております。 なお、施行期日に関しましては、基本方針や審議会等に係る部分については、公布から1年を超えない範囲内、調査や利用規制等に係る部分については、公布から1年3か月を超えない範囲内とそれぞれ区分をされているようでございます。 また、本法案成立による影響についてでございますけれども、具体の調査項目や規制範囲が今のところ示されておらず、明確にお答えすることは困難でございますので、今後の国の運用がどのようになるか注視をしてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 部長、市民にどのような影響を及ぼすかということが困難でという言い方は、ちょっとこの法律としてていをなしていないのではないですか。法律であれば、こういったことが影響されるだろうということで答弁できるはずなのです。今、部長のほうでちょっと答弁が困難だということだったと思うのですけれども、この法律自体がどういった法律なのか、要は今まさに部長がおっしゃったように、どういった影響が出るかも分からないような法律が通ってしまったのです。だから、沖縄の新聞2紙でもしっかりこれ大丈夫かと、どういったことが県民に影響出るのということで連日報道されているのです。 重要施設から周囲1,000メートルぐらいの土地等のその購入であったり、あるいはその利用状況の調査であったりということで、その土地利用者に関する情報の提供を求めることも実際にできるところあるのですけれども、それに従わなければ中止勧告や刑事罰が科されるとあるのですけれども、重要施設ってどこですか、お答えいただけますか。ここでいう重要施設ってどこですか。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。先ほど困難であるというふうにお答えしましたのは、明確に国のほうから基本方針、あるいは調査項目、規制範囲等が今のところ示されていないというところで、この議場の場で私から明確にお答えすることはいたしかねますというところで御理解をお願いしたいというふうに思います。 あと、質問のございました重要施設についての定義でございますけれども、自衛隊の施設並びに日本国とアメリカ合衆国との間の相互協定及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第2条第1項の施設及び区域というふうに定義をされていると承知をしております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 要は米軍基地です。米軍基地なのです。米軍基地ということは、宜野湾市のど真ん中に基地があるということは、その基地からおおむね1,000メートルということは宜野湾市全部この法律の対象区域に入ってしまうのです。だから、どういった影響があるのですかと問うているのです。もちろん宜野湾市だけではない、キャンプ桑江、キャンプ瑞慶覧あるいは嘉手納飛行場、読谷のトリイ施設などを含めると、中部域のほとんど西側がこの対象区域になってしまうのです。 これは、土地の売買等にも大きく関わってくる、経済活動にも大きく関わってくるという懸念が今言われています。そうした場合に、この憲法です。例えば憲法第29条で保障された財産権の侵害になるのではないかとか、あるいは個人の情報を過度な調査によってプライバシーの侵害になるのではないかとか、これ憲法第13条でうたわれています。私たちは守られています。そういった憲法にも抵触しかねるよねということを識者たちは指摘しているのです。その辺は皆さんはどう考えるのかお伺いします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 御質問にお答えいたします。本法律については留意事項としまして、法律に基づく措置は、個人情報の保護に十分配慮しつつ、必要最小限度のものとなるようにしなければならない旨明記がされているということでございます。 また、国会におきましては、本法を通して土地等の利用実態の調査や必要に応じた利用の制限ができるようにはなるものの、私権制限への懸念が指摘される。土地等の取得、所有に対する幅広い規制にまでは踏み込まないという安全保障と自由な経済活動の両立を図る枠組みとしたというような旨の説明がされているということを確認はしてございます。 そういった意味からしますと、本法律に基づく調査に関する基本方針等がまだ定まっていない中、法律の趣旨や留意事項にのっとったものとなるよう、これからの議論を注視をしてまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 桃原功議員。 ◆25番(桃原功議員) 部長はそういうふうに答弁していますけれども、これ総理の判断でどうにでも解釈できるのです。あるいはその采配できるのです。それが定まっていない。法律としてていをなしてない、だから怖いということなのです。 革新系の国会議員の説明だけでなくて、自民党、公明党の国会議員の方々も規制は最小限にということで、公明党は指摘してきています。例えば國場国会議員は人権配慮を万全に、下地議員は過剰規制を中止をしようということで、彼らも懸念を表明しているのです。そういった意味で、非常によく分からない法律なので、軍用地主さんはどうなるのでしょうか。基地周辺の1,000メートルではなくて、基地の中に土地を抱えている軍用地主さんはどうなるのでしょうか、規制の対象になるのでしょうか。まさに、9年前の今日、あの当時の全議員でオスプレイの反対、抗議の集会をやったのです。そうすると、議員も対象になってしまうということも、議員だからということではないのですけれども、ぜひこれは自治体も危ないよ、注視してよということを示すべきだと思うのです。 以上で終わります。 ○上地安之議長 以上で25番 桃原功議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前10時52分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午前11時02分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。14番 真喜志晃一議員の質問を許します。真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) おはようございます。14番、公明党の真喜志晃一です。議長のお許しがありましたので、通告してあります一般質問をさせていただきます。 まず、GIGAスクールの取組について、現在の市内13校でのタブレットの配布状況、こちらをまずはお伺いいたします。残りは自席にてお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。GIGAスクール構想で整備を進めてきましたGIGAスクールパソコンは、令和3年度のクラス、児童生徒数に合わせた再配備作業を5月に完了し、市内全ての小中学校に配布済みでございます。また、6月から順次利用を開始したところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) タブレットのほうはもう全て配布済みということで、ありがとうございます。 では、ちょうど今日までですか、県内においても6月8日から、いわゆる小中学校、高校も学校ですけれども、こちらが休校期間に入っておりますが、この休校期間のタブレットの活用状況、今現在のこの休校中にどのような活用の仕方をされたとか、そういったところをお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。6月8日から20日の休校期間、GIGAスクールパソコンの家庭への持ち帰りは行ってございません。理由としましては、GIGAスクールパソコンを使い始めたばかりで、持ち帰りを行うための準備が整っていないことです。また、準備が不十分なまま持ち帰らせて、家庭でのGIGAスクールパソコンの活用を実施すると、混乱が大きいと判断したところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 今はまだ持ち帰りはされていないということで、それでは昨年アンケートも取られていると思うのですが、小中学校の生徒たちの自宅のWi-Fi環境など、こういったものは入っている、入っていないですとか、定額でついているとか、そういったところの把握をしているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。昨年6月に各家庭のインターネット環境の調査を実施したところ、家庭でGIGAスクールパソコンの活用やオンライン授業を受講する際に必要なインターネット定額制の環境がある家庭は、小学校で82%、中学校は74%となっておりました。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 小学校が82%で中学校が74%ということで、あとはこちらが従量課金制のものでなかったりとか、できれば固定のものというところも調べていただきたいなとは思っているのですが、また残り約20%から30%ぐらいですか、自宅においてWi-Fi環境がない、タブレットの学習環境がない御家庭への配慮、こういったものは今後どういうふうにする予定で考えられているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 お答えいたします。家庭の通信環境が整っていない児童生徒は、感染対策を徹底した上で登校してもらい、学校でのオンライン授業を受講するなどの対応を考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。いわゆるこのWi-Fiがあるなしで、学びに差がないような配慮をぜひしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 あとは、来週からは学校始まりますが、またいつこの休校みたいな形になるか分かりませんので、ぜひ今後というか、これから多分タブレットをいろいろ練習とかされていくと思うのですけれども、そういったところも見据えて、今後自宅に持って帰ってできるような体制づくりというのですか、今から始めていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。ワクチン接種の取組について、宜野湾市のホームページを私も見ましたけれども、7月までの予約は全て埋まっているようだったのですが、接種券を郵送した65歳以上の市民の方の接種、7月末までに何%終わる予定かお伺いいたします。もちろん希望されている方とされていない方もいらっしゃいますので、いわゆる全部というか、希望したい人がどのぐらい終わる予定かというところでお伺いします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 おはようございます。真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。本市の接種実施計画においては、接種を希望する高齢者について、対象人数2万1,000人のうち65%の方が希望するといたしますと、1万3,500人を想定しているところでございます。集団接種の予約状況としましては、6月10日時点で約1万900人の高齢者が予約を済ませており、7月末までには51.9%が接種を終える予定でございます。 また、医療機関で行う個別接種、高齢者施設での接種も含めると、7月末までに65%になる見込みとなってございます。 さらに、6月15日より開設されました県の広域接種センターへも現在案内をしているところでございますので、接種率が65%を超えた場合でも、希望する高齢者については接種ができる見込みとなってございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。7月の末までには、国が言われていたとおり、希望者ですか、65歳以上までの接種が終わる見込みがあるということで、多分聞かれている市民の方も安心されるかと思いますので、ありがとうございました。 では次に、ワクチン接種の際、今現在、例えば当日熱が出たとか予約していてもキャンセルが出る場合というのがどうしてもあるかと思うのですが、キャンセルが出た場合の対応はどのようにしているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。キャンセル分につきましては、余剰ワクチンとして会場内の医療従事者や集団接種会場の運営をしている市職員、派遣スタッフ、また高齢者の付き添いで来場した市民の皆様に接種をしている状況となってございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。ニュースなどでは、余って何名分も廃棄したとかというのがニュースになったりしていますが、宜野湾市においては一つも余らせず、全て利用しているということで、ありがとうございます。 今はまだ、この65歳以上という形で接種を行っておりますが、今後、64歳以下の接種も始まると思いますが、その分人数も増えてきたりしまして、そのときにこの集団接種や個別接種で当日キャンセルが今よりも増える可能性もあるかと思うのですけれども、そういった場合の対応、こちらはどのように考えているのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。現在使用していますファイザー社製ワクチンにつきましては、解凍後の保存期限が5日から30日に緩和されております。現在、集団接種会場においては、被接種者の最終人数を確認し、ワクチンの希釈をするよう工夫をすることで、余剰分が最小限となるよう対応しているところでございます。解凍後、希釈をしていないワクチンにつきましては、次回の集団接種にて使用することとなります。個別接種における余剰ワクチンの対応につきましては、各医療機関の判断にて無駄なく接種してもらうようお願いをしているところではございますが、先般の医療機関向け説明会においては、外来診療の患者さん、また付き添い家族等でのこの余剰ワクチンの対応例を紹介しているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 実際ワクチン自体も解凍してから30日間ということで、多分その打つ際に人数把握した上で希釈していると、希釈したら当然もたないと思いますので、多分希釈するときの配分が一番重要になってくると思うのですが、その分当日の接種のスピードというのですか、もしかしたらちょっとそういう手間というか、かかってしまうかと思うのですが、その辺はぜひ無駄にならないように今後も継続していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。キャッシュレス推進の取組についてお伺いいたします。まずは、先日、臨時議会にてありましたクーポン&キャッシュレス推進事業、こちらのまず概要をお伺いいたします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。当事業は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して、クーポン券の配布とキャッシュレス決済ポイント還元の2つの事業を同時に行うものでございまして、クーポン券配布につきましては、市内の取扱い店舗などで利用可能なクーポン券を市内4万6,000世帯に配布し、市民生活の支援及び消費の後押しをする事業でございます。 キャッシュレスポイント還元につきましては、市内取扱い店舗などにおいてキャッシュレス決済による支払いをした方を対象にポイントを還元することにより、消費喚起を促し、市内事業者、消費者双方における非接触型のキャッシュレス決済の推進を図る事業でございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。まず、クーポン事業のほう、こちら参加された店舗にとっては、いつお客さんがクーポンで払ったものが現金にできるかというのがとても重要になってくるかと思うのですけれども、この換金のスピードを2~3日中、できれば本当は当日ですとか翌日には店舗に現金が入るようにしてほしいという希望はありますが、そのようなこの換金スピードが速い委託業者、今選定されているところだと思うのですけれども、換金スピードが速い委託業者の選定をお願いしたいと思いますが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。議員御指摘の換金の頻度やスピードは、市内の中小事業者、小規模事業者の皆様が取扱い店舗に登録するかどうか、大きく影響するものであると認識してございます。今般の公募では、受託候補者選定の審査基準の一つとして、換金のスピード性を審査項目に設けており、換金の頻度や受付から振込までの一連の流れなどを総合的に評価してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ぜひお願いいたします。今回のこの事業も、今まで私もこのキャッシュレス推進で要望させていただいていた市内商工業者へのキャッシュレス決済の推進、取り組んでいただきましてありがとうございます。キャッシュレス決済といっても、クレジット端末ですとかポスレジの導入など初期費用がかなり高額になるものから、またはこのQRコードを自宅で印刷するだけで店舗の店頭に置くだけという簡単なものまでいろいろありますが、今回は、店舗に負担がなるべくかからないように、QRコード決済をメインで導入すると聞いていますが、ぜひ1種類のQRコードの決済ではなく、複数の決済手段が扱える業者への委託、こちらをお願いしたいと思っております。 10万人の市民の皆さんもそれぞれいろいろな自分に合った決済手段使っているかと思いますので、一部の方だけではなく、幅広い市民の方に今回のこの30%のポイント還元、しっかり還元できる施策を目指してもらいたいと思いますが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。キャッシュレスポイント還元につきましては、市内取扱い店舗などにおいてキャッシュレス決済による支払いをした方を対象にポイントを還元することにより、消費喚起を促し、市内事業者、消費者双方における非接触型のキャッシュレス決済の推進を図ることを目的として事業を進めております。 議員御提案の複数のQR決済が可能な事業提案を選定することにつきましては、消費者にとっても選択肢が増えることですので、実現性や効果などを勘案しながら、選定委員会において審査及び評価を図ってまいりたいと考えております。御提言ありがとうございました。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。私のほうでもこの利用できる店舗が増えるように、一緒に広報活動を協力させていただきますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。市が管理する公園の安全な利用についてお伺いいたします。市内の公園の看板に他人に迷惑をかける行為は禁止という表示がありますが、これは具体的にどのようなことをいうのかお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。公園利用者が安全に安心して公園を利用していただけるよう、ゴルフや飲酒、バイクなどの乗り入れ、火気の使用などの禁止を行っております。 また、他人に迷惑をかける行為の禁止については、全般的に各利用者に迷惑になる行為の禁止を明示しており、公園利用者が公園を利用する際のモラルの向上を意識するために記載しております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。公園内で例えばボールのサッカーや野球は禁止なのか、それとも大丈夫なのか、これ看板の絵を見ますと、ゴルフだったり野球、バット持った形が禁止というように見られる看板もありますが、このサッカー、野球、こういったものはやっていいのか駄目なのか、そういったところをお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。基本的に野球バットや硬いボール、スパイクシューズを使用し、利用者や物に対し損傷や危険な利用をする行為は禁止しておりますが、単にボール遊びについての利用は可能でございます。 ただし、さきの答弁でお答えいたしましたが、単なるボール遊びでも利用の仕方でモラルが悪く、他の利用者に迷惑をかけるような利用については禁止しております。そのような利用をしないよう看板を設置したり、指定管理者などが見回った際に、迷惑をかける利用を行っている場合には、注意を行っているところでございます。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。幼児用のブランコの近くでボール遊びができるようなつくりの公園になっている場所もありまして、ボール遊びができる場所とブランコの間に、例えば防球ネットですか、ボールが飛んでこないような防球ネットなども設置されていなかったのですけれども、もしボールが当たって幼児がけがをした際、宜野湾市のいわゆる管理者責任なども問われる可能性もあるかもしれませんが、市の見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。真喜志議員がおっしゃる公園は、ひゃーらばる、佐真下3号公園だと推測いたしますが、3歳から6歳児が利用する幼児用ブランコや6歳から12歳が利用するうんていや滑り台がある広場と、芝生を張っている大きな広場との間に園路はございますが、けがをした際の本市の管理者責任は問われるかどうかの御質問につきましては、遊具等の公園施設の不備で起こったけがなどにつきましては、本市の管理者責任が問われると存じますが、利用者同士でのけがなどにつきましては、公園を利用する際に看板等で注意喚起は行っており、利用者間で解決していただくことになるものと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) 今回、私のところにも相談がありまして、こういった事例ですか、いろいろ調べてみますと、自治体のほうにもというところもあったり、いろんなケースがあるかと思いますので、いわゆるもう未然に事故を防ぐというのが目的になりますので、ボールで遊んでいる子供たちも、禁止にしたらせっかくの広場があるのにかわいそうですし、かといっていわゆる幼稚園生ぐらいですか、小さい子供がボールに当たってけがなどをされてもやっぱり困りますし、ぜひこの幼児用ブランコと広場の間に防球ネットなどを設置して、未然に事故防止に努めるべきだと考えますが、市の見解をお伺いいたします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。ひゃーらばる公園は、園路を挟んで3歳児から12歳児までが利用する遊具広場と、芝生を張っている広場があり、一体的な公園の利用として整備をしております。一体的な公園として利用している中で、公園内で防球ネットを設置した場合、防球ネットにつまずいたり、引っかかってけがをする可能性もあるかと考えております。公園を利用してけがなどを起こさないよう、今後も公園施設の点検を定期的に行い、利用者につきましても利用上のマナーを守るように、注意喚起していきたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) マナーという言葉を盾に利用者に責任転嫁をするのではなく、市民の安全を守るという市の本来の使命を全うすべく、早急に事故を未然に防げる対策、こちらを検討していただきたいと思います。 実際に、私の元に、ボール遊びをしていた子供たちのボールが当たってけがをしたという相談が数件入っておりまして、こちらは本当にいい公園だと思います。きれいですし、開園して2か月もたっていないにもかかわらず、このような相談事が起きているのが事実ですので、ぜひ早急に解決策、何らかをお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。スクールゾーンの安全対策についてお伺いいたします。嘉数小学校区の通学路で、市道真栄原7号、真栄原8号が県道241号線の抜け道になっている可能性があり、朝の通学時間に非常に危険な場合もあります。この道路に大きく分かるようにスクールゾーンと書いたり、一部、1つは書かれているのですけれども、ほかにも書いていただいたり、緑色のグリーン帯を描いたりなどの対応をしていただきたいが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。真喜志議員の御指摘のありました車両規制やスクールゾーンの表記、グリーン帯の設置につきましては、嘉数小学校区の合同安全点検において、その必要性等を協議し、児童生徒が安全に安心して通学できるよう関係機関と連携し、対応してまいります。
    上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。通学路の交通安全点検ですか、私もいつも行かせていただいていますが、また今年の7月末頃ですか、やられると思いますが、そこにも一緒に見回りさせていただきますので、ぜひこの辺も解決するように、子供たちが安心して登校できるように、ぜひ御協力をお願いしたいと思います。 続いての質問に移らせていただきます。嘉数小学校区への児童センターの設置についてお伺いいたします。子育て支援事業計画の中に、各小学校区に児童センターの設置計画があると思いますが、この現状と進捗をお伺いいたします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。児童センターの整備につきましては、宜野湾市子ども・子育て支援事業計画において、小学校区ごとに1か所の整備を目標に取り組むとしており、本市におきましては6か所の児童センターが設置されております。現在、児童センターが未整備の小学校区は、普天間小学校区、はごろも小学校区、嘉数小学校区となっております。なお、未整備地区の普天間小学校区につきましては、現在事業中の普天間飛行場周辺まちづくり事業におきまして、交流施設内に児童館機能を有した子供交流スペースを設ける予定となっております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。あと、3つほどということだと思います。そのうちの1つは今計画があるということで、この嘉数小学校の隣に保健相談センターがございますが、現在真栄原のほうで今新しく建てる建物に移動するという予定があると思うのですけれども、この保健相談センター、移動した後、この跡地利用計画、こちらの現状をお伺いいたします。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。現時点での具体的な跡地利用計画は持ち合わせてはおりませんけれども、今後、当該施設敷地が行政財産から普通財産に変更をした後には、総務部の所管となりますので、(仮称)総合福祉健康増進センター建設の進捗を踏まえながら、関係課との意見交換、協議を行いながら、跡地利用の検討を進めてまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。今現在は跡地利用の計画はまだこれからというところで、今現在の保健相談センターは、嘉数小学校と隣接しておりまして、その跡地に、嘉数の児童センター設置がされれば、小学校の隣ということもありまして、非常に利便性、子供たちも利用しやすいと思いますので、ぜひこの保健相談センターの跡地に嘉数児童センターの設置を要望しますが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問にお答えいたします。議員御提案のとおり、児童センターは学校近隣に設置することが望ましく、当該場所の検討も含め、未整備地区における児童センターの設置につきましては、今後も継続して場所や設置形態など関係部署と連携して取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。ぜひこちら前向きにお願いしたいと思いますが、この児童センター、私、建設という要望ではなく、設置になりますので、例えば何らかしらのほかのものと一緒で、その一部が児童センターという形でも構いませんので、ぜひそのようにお願いいたします。 あと、先ほどもスケートボード場の話がありましたが、もしできることならというか、この嘉数小学校でも実は放課後とか休みの日にスケートボードをしている子たちが結構いまして、児童センター設置の際にその辺りも考慮していただければと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 次の質問に移らせていただきます。市公式ユーチューブチャンネルの活用についてお伺いいたします。3月議会では、例えばワクチン接種会場の注意事項や接種の流れの動画を作成して、接種前に見てもらうなどの提案もさせていただきましたが、今後は、例えばふるさと納税の返礼品のお店をめぐって、市長と例えば職員がそのお店の商品を食べながら、アピールにつながる動画などを作成してはどうでしょうか。 また、今後予定されている全市民向けに5,000円から2万円のクーポン券を配布する事業や、30%のポイントを還元する事業、先ほど現在委託業者の選定を行っているというふうに聞きましたが、こちらは市内で協力していただける店舗をどれだけ増やせるかが成功の鍵だと考えています。 そこで、店舗向けのチラシ作成は当然のごとくやるべきですが、2~3分ぐらいで若手職員がフランクに、分かりやすい説明動画、例えばクーポンのお店に対して一緒にこちらを作成してはどうでしょうか。その動画のQRコードもチラシの中に印刷して、このチラシを市報に挟み込んだり、自治会でも配っていただく、さらには商工会の会報誌にも入れてもらう。このようにあらゆる手段を使って利用できる店舗を増やせば、市民の利便性もよくなると思いますし、コロナ禍で大変な店舗の助けにもなると考えますが、市の見解を伺います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 真喜志晃一議員の御質問にお答えいたします。ふるさと納税返礼品に係る店舗のPRについてですが、議員御提案のように、紙媒体による周知のほかにも動画で訴えかけるほうが寄附する方に対しまして、より商品の魅力を伝えることができますし、またその事業を担当する職員、また市長のほうがPRをしていただくことで、その方法というのも一つであると考えております。御提案も含めまして、担当部内で改めて検討してまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 ぎのわん元気再生!クーポン&キャッシュレス推進事業の周知方法につきましては、市民経済部よりお答えいたします。当事業は、プロポーザルにて業務委託事業者を今月中に選定いたしまして、契約後は、マスコミや市商工会など各団体の協力もいただきながら、周知活動を図ってまいりたいと考えております。 議員御提案の紙媒体による周知に限らず、ユーチューブチャンネルなど活用しながら、動画による周知も視野に入れ、受託事業者と連携し、より有効な周知方法を検討、実施してまいります。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。ぜひせっかく宜野湾市のユーチューブチャンネルはありまして、今たくさんの動画ですか、配信数が多くなってきていますので、その中でまた、例えばいわゆる今回のクーポン事業も店舗の方に極力参加してほしいと思いますけれども、やっぱり店舗の方ってなかなか忙しかったりとかしますので、市報を読むですとか、そういった時間というのはないのですけれども、例えばこれが動画で説明ができるように市のほうが作成していたら、仕込みをしながらスマホで見られたりとか、そういう形もできたり、あとは拡散力も断然に違ってきますので、ぜひそういったところを今後検討していただければと思います。 また、この動画の作成ですけれども、今言われたように、例えばこのクーポン事業ですと、産業政策課の所管ですし、コロナ対策に関しては健康推進部の所管とそれぞれの担当課のほうがこの動画を管理している秘書広報課よりも内容には詳しいと思いますので、このユーチューブ動画の作成、秘書広報課だけが担当するということではなく、ぜひそれぞれの担当部署と連携を取りながら進めていただきたいと考えますが、御見解を伺います。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。ユーチューブ動画につきましては、インターネット上で動画配信ができ、文字や画像では伝えにくい内容も説得力が増すことから、世界中の多くの方々に宜野湾市の魅力発信のため、他部署よりも先行して秘書広報課が昨年度より取組を進めてまいりましたところでございます。 議員御提言のとおり、各担当部署で作成するほうがより効果的な場面もあると考えております。ただ、昨年、市長のコロナ対策動画等をはじめ、多くのこの動画を投稿しておりますが、何分始めたばかりで各部署の対応というのが必ずしも十分ではなかったのではないかというふうに考えてございます。動画作成に当たっては、その編集のスキルでございますとか、あとは職員の作業時間、またその体制など多くの課題もございますことから、当面は各部署と連携しながら、できる限り多くのユーチューブ動画を市民、また世界の方々に投稿できるよう、発信できるように引き続き取り組んでまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 真喜志晃一議員。 ◆14番(真喜志晃一議員) ありがとうございます。実際に宜野湾市もユーチューブ、ほとんど始めたばかりということで認識はしておりますので、中のいわゆる動画の精度というよりも、本数を極力いろんなもので数多く上げていくと、それなりにだんだん、だんだん広まっていくかと思いますので、ぜひ数が、動画の中身、中身というかいわゆるすごいテロップが入っていたりとか、文字もちゃんとしゃべっているものが見られるように入れていたりとかというところまでは求めませんので、極力まず本数がまずはたくさん上がるような体制を取っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 以上で私の一般質問を終了させていただきます。 ○上地安之議長 以上で14番 真喜志晃一議員の質問を終わります。 これにて午前の会議を終わり、午後は1時30分から会議を開きます。その間休憩いたします。(休憩時刻 午前11時43分)              午後の会議 ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分) 午前に引き続き一般質問を行います。13番 山城康弘議員の質問を許します。山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 議員の皆様、こんにちは。議席番号13番、絆クラブ、山城康弘でございます。議長のお許しが出ましたので、通告してありました5項目を少し順番を入れ替えて、1番、4番、5番、2番3番と順を追って質問させていただきます。 まず、1つ目の質問でありますが、国民健康保険財政健全化の計画についてをお尋ねいたします。まず初めに、第2期国民健康保険財政健全化計画の概要と、そして国保財政の現状について御説明ください。あとは自席より質問を続けてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 山城康弘議員の御質問にお答えいたします。まず、国保の現状につきましては、被保険者が減少傾向にある一方、1人当たりの医療費は、高齢化及び医療の高度化等により増加傾向にございます。その財源は主に被保険者の皆様に納めていただいている保険税や国、県からの補助金等で賄わなければなりませんが、本市においては令和2年度の税率改正後も、なお必要な財源が確保できておらず、依然として3億円から4億円の単年度赤字が生じている状況でございます。その結果、令和2年度決算までの累積赤字は約11億5,000万円となり、現状のままだと令和6年度決算時には、累積赤字が25億円以上に達する見込みとなってございます。 このような危機的状況を踏まえ、令和3年3月に策定しました第2期国民健康保険財政健全化計画では、累積赤字の増原因となる単年度赤字を削減目標とし、受益と負担の均衡の取れた必要かつ適切な保険税率の見直しや収納対策、医療費の適正化などに積極的に取り組み、沖縄県の目指す県内保険料統一の実施年度となります令和6年度までの単年度赤字解消を目指すこととしております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、御説明ありがとうございました。今、部長のほうからこの国保財政について厳しい状況の御説明がありました。この国民健康保険制度におきましては、特に私たち宜野湾市においても、先ほど原因がいろいろありました。例えば被保険者の高齢化、あるいは被保険者が低所得者が多くを占めているとか、またさらには前期高齢者交付金等の給付が全国的にも本土の水準に達してない、いろいろな理由で、これ構造的な問題が起きているというふうに、そして今部長の説明から、単年度3億円から4億円の赤字額が発生しており、累積も、私は12億8,000万円だと思っていますから、後で話しますけれども、そういう状況であるということがあります。 そして、平成30年度におきまして、国保制度の安定化のため、財政運営の責任主体が県に移行いたしました。それに伴って、県が平成30年3月に国民健康保険運営方針を策定しております。その中にうたわれているのが、地方自治体、市町村が法定外、一般会計から繰入れをしている財政については、目標年次を設定して赤字解消または削減に取り組んでいくということで、この県の運営方針にはうたわれております。それで、それに向かって今計画がなされているというふうに思いますけれども、今現在、5月の補正予算において11億5,000万円ほどの繰上充用金が確定しました。そして、11億5,000万円というお金は、令和2年度の特別会計へ持っていって、そのまま11億5,000万円の歳入がもう既に令和2年度に持っていっている。それで、最終的には今、歳入が見込めない数字、歳入欠陥補填収入という項目をつくって12億8,000万円の歳入欠陥補填収入の項目があります。私は、部長、これが累積赤字の額だと思うのですけれども、後でまた説明します。 そういった中で、繰上充用もしている。そして、一般会計からの繰り出しをしている。この2つについて説明をお願いできますか、法的根拠も含めて、できる説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。まず、繰上充用の法的根拠につきましては、地方自治法施行令第166条の2において、会計年度経過後に至って歳入が歳出に不足するときは、翌年度の歳入を繰り上げてこれに充てることができると定められております。 一方、法定外繰入れにつきましては、法的根拠によるものではなく、国民健康保険特別会計の歳入不足分などを補うため、市の判断で行っている繰入金となってございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 御説明ありがとうございます。今おっしゃるとおり繰上充用に関しては、地方自治法166条の2にできることがうたわれております。法定外繰入れに関してはまさに法の外ですから、法で定まった外ですから、法的根拠はないというのはもう承知しておりました。ですけれども、今の国保財政は、この一般会計からの繰入れをしないと財政がもたない。先ほどもおっしゃっていましたとおり、まだまだ約4億近くの赤字があるということですよね、部長。今回、令和3年度の当初予算では2億円の法定外を組んで、多分約2億円を今後どうしていくかという話になってくると思うのですけれども、部長、これ他市において、ある意味、令和6年度に向かって赤字を解消している、あるいは改善している市町村が多く出てきているのです、他市において。これは宜野湾市においてはまだそういう状況になっていませんけれども、この他市の改善されているのは、何が要因なのですか。他市の状況を説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 では、御質問にお答えいたします。まず、他市の税率の状況から御説明いたします。令和2年度においては、名護市、宮古島市を除いた9市が所得割、均等割、平等割の3方式を採用しており、その9市で所得割の税率を比較した場合、豊見城市が13.15%と最も高く、続いて浦添市の13.00%、沖縄市の12.95%と続き、本市は11.70%で下から2番目の税率となってございます。 他市の財政状況が改善している要因ということでございますが、市町村により状況は異なると思いますが、やはり保険税率、税額の引上げ、または一般会計からの法定外繰入れにより必要財源を確保できていることが財政状況の改善につながっているものと考えているところでございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長から今説明ありましたけれども、部長、これは税率の数字、市においては宜野湾市は下から2番目なのです。ですから、私どもは税率改正が必要であるということをちょっと答弁で聞きたかったのですけれども、再度、部長、今後やっぱり税率改正というのは必要だというふうに、市当局の見解はどうなのですか。もう一度答弁お願いできますか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。本市における国民健康保険税率の改定状況につきましては、平成8年度以降、4回改正を行っており、うち2回につきましては平成12年度の介護保険制度の開始に伴う介護分の追加、そして平成20年度の後期高齢者医療制度の開始に伴う、後期支援分の追加が主な改正内容となってございます。 国保財政の健全化を目的とした税率、税額の改正につきましては、平成8年度と令和2年度の2度実施してございますが、先ほども答弁したように、現状でも単年度での赤字等も発生している状況から、税率改正については健全化計画にのっとって進めていく必要があると思っております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、落ち着いて議論しましょう。次の質問の答えまで言ってしまって、実は、僕も税率改正に対しては、やっぱり引上げという印象ですから、市民からしたらやっぱりどうしてということがあると思うのですけれども、これ私も個人的にはやらないといけないという立場であります。 先ほどの法定外に戻りますけれども、この平成22年から10年間で66億円法定外に入れているのです。要するに、一般財源で使える予算を10年間で66億円国保特会に投入しているという状況が、これが健全なのかどうかというのも非常に疑問に思います。平成22年、23年、24年なんかは8億円とか10億円とか投入しているのです。だから、そういった状況も踏まえて、今部長が答弁したとおり、宜野湾市は過去に税率改正、平成8年度、そして令和2年度に改正を行っていますけれども、何でこんなに期間を置いたのかなと、この期間ほったらかした市政にも責任があると思います。ほかの市町村を見ても、平成26年、うるま市改定です。浦添市も平成27年に改定しています。税率も今宜野湾市より高いです。ずっとほったらかした状態が今の原因になっているというふうに思いますけれども。 ですから、今回、皆さんがこの計画の中に、累積赤字は別として、単年度の赤字収支をしっかりとなくしていこうという計画は、私は大賛成です。そして、令和2年度までは年間5億円あったやつを、税率引上げによって1億数千万円の影響額が出て、約4億円、そして法定外を入れればその差額分がある程度の税率引上げの基準となってくると思うのですけれども、県が示している数字なのですけれども。部長も言うように、1人当たりの標準保険料9万1,002円、そして令和2年度の改正前の状況では、市が7万8,303円、1万2,000円の開きがあって、令和2年度の改訂で6,000円は是正しました。では、あと6,000円はどうしていくかという形で今から計画しないといけないと思うのですけれども、皆さんの令和6年までの計画書を見てみますと、令和4年、そして令和6年に税率を引き上げる。その中で、この資料の中では、2億円と3億円の法定外の予算が組まれているのです。これ、部長、計画の中に法定外繰入れ含まれているのですけれども、税率を引き上げるとともに、法定外もしっかり予算化されているのですけれども、これ担保取れますか。要するに、今、この財政事情が悪い中で、将来の令和4年度、令和6年度の法定外を担保している計画があるのですけど、これできなければ引き上げても赤字解消になりません。この辺の見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 山城康弘議員の御質問にお答えいたします。国民健康保険課において作成いたしました第2期宜野湾市国民健康保険財政健全化計画におきましては、議員御指摘のとおり累積赤字の増額要因となる単年度赤字を令和6年度までに解消することを目指すため、令和4年度と令和6年度の2回に分けて改正を行うとともに、一定の法定外繰入れを行うことが記載されてございます。これまで、平成22年から令和元年度までにおいて、先ほどもございましたように、一般会計から66億円以上の法定外繰り出しを行ってまいりましたが、これで単年度赤字の解消まで至らず、累積赤字も現在多額なものとなってございます。 受益者負担の均衡と国保財政の健全化を図り、単年度赤字の解消を目指すためには、保険税率の改正の検討が必要と考えており、併せて一般会計からの繰り出しも計画に沿って行えるよう取り組んでまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、今の説明では、法定外しっかりやっていくということで私認識してよろしいですよね。そうでないと、市民に対して引上げの理由づけできません。皆さん計画に入れていますから、それしっかりできるようにまた頑張っていただきたいと思います。 ちょっと歳入に関しては少し後で提言でもう一回話しますけれども、片や歳入、こっちには歳出があります。保険医療費の適正化、今入ってくるものについての話をしましたけれども、今度は出ていく側の抑制はどうなっているか、現在の医療費適正化への取組状況というのはどのようになっていますか、御答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。本市においては、健診、医療、介護サービスなどのデータ分析に基づき、効果的かつ効率的に保健事業を推進するため、第2期データヘルス計画を策定し、生活習慣病の発症予防及び重症化予防による医療費の適正化と、健康寿命の延伸を目指して取り組んでございます。 本市の優先課題として、健診受診率向上対策を最優先とし、健診結果を用いて食生活の見直しや肥満の改善を目指した特定保健指導を実施しており、令和元年度の特定保健指導率62%と、国が示す60%を達成してございます。 また、糖尿病性腎症重症化予防事業においては、人工透析導入防止を目指し、血糖や血圧コントロール及び食事指導など、かかりつけ医、専門医と連携を取りながら、継続した個別支援により医療費の伸びの抑制に向けて取り組んでいます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 今の部長の説明のとおり、平成30年度に第2期データヘルス計画を計画して、皆さんが保健事業の実施あるいは評価、あるいは改善等を今やってきている状況で、今部長がおっしゃった特定保健指導率、これ健康診断やった方たちへの指導率が福祉保健の概要にも載っていますけれども、平成29年度46.9%、今63.3%と非常に高い数字で上がっていく、効果を上げているということは評価いたしたいと思います。 これは、私も2年前に健康増進課に指摘させていただきましたけれども、特定健診率を上げても保健指導率が下がれば意味がないのです。要するに、材料がある人たちにアドバイスできる状況があるのにもかかわらず、この指導率が低ければ意味がないですので、この63.3%の特定保健指導率というのは、非常に評価したいと思います。そしてもう一つ、今、部長がおっしゃった糖尿病性腎症重症化予防事業、あれも高額医療になるのです。透析に向かっていく方たちを予防していく。年間想定した人数を1人減らしていくとかいうふうな具体的な数字もあります。だから、それも並行して続けていってもらいたい。 そして、片一方で、特定健診に関してはまだ受診率が非常に低い。皆さんが、これは真栄原区でやっていますけれども、平成30年度、真栄原区をモデルケースにしたことをやっていますけれども、まだまだ実績が出ていないところがありますから、今後も皆さんのこの事業に関しては、取組の検証、改善が必要だと思うのですけれども、その辺の見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。国保被保険者を対象とした保健事業の検証につきましては、第2期データヘルス計画の目標管理一覧に基づき、健診受診率や特定保健指導率、健診受診者の生活習慣病有病者割合、医療費割合などを毎年確認してございます。 また、令和2年度に本計画の中間評価を行い、平成28年度と令和元年度の比較をはじめ、保健事業の評価、健康課題の確認、新たな取組に向けて検討を行いました。今後、保健事業による医療費適正化に努めるためにも、健診受診率向上対策が最優先課題であるため、受診勧奨通知やモデル地区への取組など、現状を見直し、取組方法の改善に向けて調査研究に努めてまいりたいと思います。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 最後になりますけれども、ちょっとまとめたいと思います。先ほど歳入の話から、歳出の保険医療費の抑制の話も今しました。結論から申しますと、この税率改正というのは、絶対必要だということですね、部長。他市の状況を見ていても、宜野湾市は非常に低い。ですから、他市とも比較しながら、しっかり2段階上げていく。もう過去のことは言いません。平成8年からもう20数年も上げていなかったことはもういいです、終わったことですから。ですから、今後が大事ですから、皆さんが計画をした令和4年度、令和6年度、そして県が統一税率を目指している令和6年度の施行日までに、しっかりとこの単年度赤字解消をして、累積赤字を考えるのはその後からです。そういったことをしっかりやっていってほしい。ここに一つ問題があって、これは市民にしっかり説明していく、周知を徹底していく、そして理解を得られるように努力することを希望いたします。 そして、先ほど言っていた医療費、歳出に関してもしっかりと計画をしてやっていくようにお願いして、この質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。 次の質問に入ります。第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画についてお尋ねいたします。まず、第8期の介護保険月額基準額についての御説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。第8期における介護保険料月額基準額におきましては、第7期保険料月額基準額の据置きとなる6,500円となってございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、これ基準額の引下げは検討しなかったのですか。では、次の質問に移りますけれども、今、介護準備基金に6億5,000万円の基金残高があります。この今の6,500円の据置きの基準額の引下げの検討の内容の少し説明と、この基金の取崩し額の計画、並行して説明お願いできますか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 では、御質問にお答えいたします。まず、第8期計画におきましては、引き続き低所得層への負担軽減を図りつつ、地域密着型サービス事業所の施設整備や介護医療院といった介護給付の増大が見込まれるサービスも勘案しながら、介護給付費準備基金を約7,900万円取り崩して繰入れすることで、最終的に月額基準額が第7期保険料と同額の6,500円になる形で設定したものとなってございます。 また、基準額の引下げを行わなかった理由といたしましては、やはり超高齢社会における高齢化率の上昇や介護認定率が高まる後期高齢者の増加に伴い、介護サービスの需要は今後ますます増加するものと予想されることから、介護保険事業の安定運営に備えたものでございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 納得できません、部長。確かに2025年の超高齢化社会に向けて、しっかりと準備基金にお金をためておくという考え方はいいと思いますけれども、では具体的に数字示せますか。どれぐらいかかるのですか。数字の見積りありますか。あくまでもその準備をしておこうということだけ、大まかなことだけではないのですか。 では、7,000万円切り崩して、残りの5億8,000万円の中でどのぐらいの影響額が出るのですか、引き下げた場合に。これはもういいです。ですから、基金残高調書の中で、これちょっと聞きたいのですけれども、皆さんの介護準備基金の取崩し予定額は5,000万円ですけれども、この7,900万円との整合性はどうなのか、ちょっと説明をお願いできますか。皆さんの計画、これ、6月1日にもらった基金の残高調書においては介護準備基金は5,000万円になっています。少しちょっと分からないので、この7,900万円との金額ちょっと説明してもらえませんか。 ○上地安之議長 休憩いたします。(休憩時刻 午後1時57分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後1時58分) 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 大変失礼いたしました。現在、議員お手元の資料の内容を確認させていただきましたが、まずこのほうに記載されています5,000万円の取崩しについては、これは令和3年度、単年度の取崩し見込額でございまして、先ほど申し上げました7,000万円余りの取崩しにつきましては、3年度間の予定の取崩し額となってございます。 訂正いたします。今後3年間の予定額となってございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) それでは、3年間で7,900万円という理解でよろしいのですか。それとも7,900万円取り崩した後に、毎年度5,000万円ずつやっていくということですか、もう一度部長答弁お願いできますか。3年間全体で7,900万円の取崩しの予定額ということなのですか。もう一度お願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。3年間を通して全体での取崩し額が7,900万円というふうな内容になってございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) それであればなおさらですよ、部長これ。ですから、3年間で7,900万円ということは約8,000万円、今6億5,000万円準備基金があります。8,000万円を3年間に取り崩したとしても、5億7,000万円は準備基金にあるではないですか。多少これを介護保険の対象者に対してのこの値下げというか、この引下げに関して検討しなかったのですか。今5億7,000万円残る予定額なのです。 これだけ余らせて、先ほど説明していたとおり、高齢化社会に向けて準備基金に少し蓄えが必要だというふうな、これも理解いたします。ですけれども、この説明は影響額が見えないのです。では、2025年に高齢化社会がある。これだけのお金が必要ですよというのが見えない中で、この5億7,000万円残っていることに対して、私は非常に疑問を感じているのですけれども、すみません、これは聞き取りでは話していないのですけれども、皆さんの答弁に基づいて今再質問していますから、説明お願いできますか。この5億7,000万円の中で引下げの検討できなかったのか、もう一度答弁お願いできますか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 では、御質問にお答えいたします。介護保険料の設定につきましては、やはり値上げ、引き続きその据え置き、値下げという3つのパターンでも検討はいたしました。ただ、今後の保険料の基準額の見込みといたしまして、2025年、団塊世代が後期高齢者に変わる時点では、月額約7,155円、また2040年には9,047円というふうな試算も出てきているところから、こういったところにも備えるため、今引下げではなくて据え置きというふうな判断に至った次第でございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、今おっしゃった7,000円と9,000円の話を後で、私もちょっと勉強不足なところもあると思うので資料ください。そして、今の皆さんがその準備基金に5億7,000万円ためていく計画をしているということを、少し私も理解したいので、その辺はまた資料いただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。 3番目の質問に行きます。ここからは部長、8期の計画、大きい範囲ですので私は3点に絞ってちょっとお話をしたいと思います。まず、地域包括ケアシステムの構築について皆さんの見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。高齢者が住み慣れた地域で安心して自立した生活を継続して営むことができるよう、介護、介護予防、医療、生活支援、住まいの5つのサービスを包括的に提供する仕組みが地域包括支援ケアシステムでございます。この5つのサービスについて、本市が実施している事業を具体的に落とし込んだものが、今回、第8期介護保険計画の46ページのイメージ図となってございます。 10本の事業構成となっており、多岐にわたる内容となってございますが、各事業をいかに連動させていくかが重要であるため、事業間の関連性も示してございます。このように、各事業の強化拡充に取り組むとともに、俯瞰的な視点も加え事業を展開しているところでございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長、この地域包括ケアシステムに関しては、非常に評価したいと思います。これは8期の計画、7期の計画書の中にはイメージ図しかなかったのです。例えば医療とか介護とかそういうイメージ図です。皆さんは、第6期のこの計画の中から地域包括ケア計画と位置づけて、最終的には令和7年度までにこの地域包括ケアシステムを段階的に構築していくという大きな目標があるではないですか。その中で、8期に、このイメージ図の中にしっかりとした具体的な事業が落とし込まれている。これ何がいいかといいますと、例えば皆さんでやっていく包括も含めた関係者がこの事業の落とし込みをすることによって、進捗とかが見えてくるのです。皆さんで共通認識が取れてくる。今どこまで進んでいるのかなと分からない状況ではなくて、しっかり事業の落とし込みがされているから、これは進捗も見えてくるのです。ですから、進み具合もどんどん加速していくと思います。ですから、今回のこの8期の地域包括ケアシステムに関しては、私は非常に評価したいと思います。ぜひともこの計画どおりに築いていく。そして、令和7年度までにはしっかりとこのシステムを構築して、それができるような体制をつくっていただきたいと思います。 次に、フレイル予防対策の計画についてお伺いします。御説明お願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。来るべき超高齢社会に向け、今後は介護予防と生活習慣病の重症化予防がより重要となってまいります。フレイル対策は、欠かせない取組の一つであるため、第8期介護保険計画及び第4次宜野湾市総合計画後期基本計画において、フレイルの文言を新規に記載したところでございます。 現在、フレイル対策と銘打った事業はありませんが、これまでの各種事業において、フレイル予防に値する運動、栄養に関する内容を実施しております。令和2年度は、新型コロナウイルスの影響により、自宅に閉じこもりがちな高齢者や市民に向け、市報やホームページ、市ライン公式アカウントを活用して、フレイル予防を図ったところでございますが、令和3年度におきましても、これまで同様に、各種媒体や教室の活用など、行政としてしっかり取組を進めると同時に、市民の皆様がフレイル予防の重要性を理解し、行動の変化につながるよう普及啓発にも取り組んでまいります。 また、令和3年度より開始の高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業における小集団へのアプローチを通して、フレイル対策へつながるよう事業計画も進めていく予定でございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) この介護予防に陥る寸前のフレイルの人たちのことに関しては、私どもの先輩の岸本一徳議員もずっと口酸っぱく、しっかり8期には盛り込んでいけよと、このフレイル対策が大事だよということをおっしゃっておりました。私も同意見であります。ですから、今回8期に入れたことに対しては非常に評価したいと思います。 このフレイルに関しての具体的な予防事業というのはまだうたわれておりませんので、これも3年間しっかり私たち見ておきますので、フレイルに対して特化した予防事業も含めて計画してください。今は、介護予防事業と一緒になってやろうとしているかもしれないですけれども、特化した事業も検討していただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。 次に、3番目に、生活支援体制整備の取組についてお伺いします。これは、第7期で皆さんが第2層協議体、各中学校区の協議体を立ち上げました。今後、この8期も含めてどのような取組をしていくか、説明をお願いいたします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。生活支援体制整備事業は、生活支援や介護予防サービスの基盤整備及び高齢者の社会参加の推進を一体的に図っていくことを目的として実施しております。当事業を実施するためのツールといたしまして、協議体の設置と生活支援コーディネーターの配置が示されております。協議体につきましては、各中学校圏域に第2層協議体が立ち上がっており、これまで様々な分野の民間企業の方々に御参加いただいております。 令和2年度は、新型コロナウイルスの影響で協議体は開催しておりませんが、生活支援コーディネーターや行政を通して民間企業と連携した取組は進めてございます。具体的には、飲食店と自治会が連携した配食サービスや移動販売を活用した見守りに関する協定締結、民間企業が所有する物件を行政の地域活動に生かせないかという御提案への協議、IT機器を活用した独居高齢者の屋内見守り支援の実証実験の予定などがございます。このように、地域のニーズと企業の取組や強みがうまくマッチングされれば、今後、民間企業との連携も増えてくるものと考えてございます。 生活支援コーディネーターにつきましては、第1層のコーディネーターを介護長寿課の職員1名が担い、第2層のコーディネーターを市社会福祉協議会の職員1名と任用職員2名が担っております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 御説明ありがとうございます。一つ気になるのが、先ほど企業との連携の話をしていましたけれども、この第2層協議体、地域あるいは行政、社協、そして企業といろいろなところとの構成で組み合わせていくと思うのですけれども、企業が少し、今少しやっているというお話がありましたけれども、とても気になるので、企業のところを非常に力を入れてほしいというのが一つお願いがあります。 そして、この8期の計画の中に、生活支援コーディネーターを中学校区ごとに配置するというふうな大きな目標もありますので、しっかり配置して、この協議体がしっかり機能するような、そして第1層にその問題を上げていって、その第1層がしっかり働いていく、その生活支援体制整備をしっかりつくっていただきたいと思います。 今後3年間、来年選挙がありますから2年後はどうなるか分かりませんけれども、しっかり見ていきたいと思いますので、第8期も頑張っていただきたいと思います。これでこの質問を終わります。 続きまして、西海岸地域開発の取組についてお伺いいたします。まず、私ども宜野湾市にとって非常に重要な地域でもあります西海岸地域の開発、大きな課題でありますけれども、この西海岸地域の開発についてのまずは市の見解からお伺いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。沖縄21世紀ビジョン基本計画においては、本市西海岸地域は、都市型オーシャンフロントリゾートを目指すとされ、トロピカルビーチなどの観光資源や、近年ではでは宿泊施設や商業施設などの立地が進み、加えて西海岸道路の開通により空港からのアクセス性が大きく向上するなど、目覚ましい発展を遂げているところでございます。 このような状況において、大山土地区画整理事業地や仮設避難港の陸域部など、未開発の土地を有し、その開発により本地域のさらなる魅力向上が見込まれる非常にポテンシャルの高いエリアだという認識がございます。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 私も部長と同じ見解で、この西海岸地域というのは非常にポテンシャルが高い、ここの開発によって今後の宜野湾市の発展、そして今後返還されるであろうインダストリアルコリドー地区、そして本番である普天間飛行場、この3つの事業をしっかりやっていけば恐ろしい自治体になります。ですから、同じような認識であります。ポテンシャルが非常に高い。 そこで、3月の議会で予算審議のときに、仮設避難港の土地の議論をさせていただきました。今皆さんが用途あるいは事務手続の外部発注で事業をやっていますけれども、これも3年間は、今から方向性がどんどんもしかしたら変える可能性もあるということは部長の答弁がありました。私は、あそこを埋め立てて使うべきだと思っていますけれども、それとまた大山土地区画整理事業、そして愛誠園の跡地利用、この3つがまずあります。後で話しますけれども、今度はコンベンション側にも寄っていきますので、今お聞きしたいのは、大山土地区画整理事業の現状、そして愛誠園跡地利用の現状、この2つの事業の説明をお願いできますか。現状の説明をお願いします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 山城康弘議員の御質問にお答えいたします。まず、大山地区土地区画整理事業につきましては、事業立ち上げに向け、現在地権者アンケート調査及び企業アンケート調査などの意向調査を実施している状況にございます。     (山城康弘議員「部長、愛誠園は」と呼ぶ) ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 山城議員の御質問にお答えいたします。旧愛誠園跡地の活用につきましては、企業誘致や産業振興に活用することを目的に、企業立地検討委員会での審議をスタートさせておりましたが、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響による経済全体の冷え込みや企業マインドの低下などに鑑み、昨年度は予定しておりました民間事業者を対象としたサウンディング型市場調査の休止を余儀なくされておりました。 一方で、昨年度に当該用地における土地活用に向けた事業者アンケート調査を実施しましたところ、企業の進出意欲も確認できましたので、調査結果を踏まえ、今年度内にはサウンディング型市場調査を行いまして、事業者の意見や提案により市場性を把握し、有効活用法についての具体案を固めてまいりたいと考えております。いずれにしましても、その間は用地の一時的な貸付けなど、普通財産としての有効活用を図りつつ、立地検討委員会の再開、立地企業の選定につながるよう取り組んでまいります。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 説明ありがとうございました。大山土地区画整理事業については、大山の石川慶応議員、伊佐文貴議員、又吉亮議員、3名一生懸命頑張っております。地権者との合意に向けて、今また新しい組織でいろいろ話し合っていこうということで、今構築しているということを聞いておりますけれども、愛誠園跡地に関しては、私は一つ疑問を持ったのが用途、これは第二種住居地域になっているのですけれども、この用途変更をしながら、この企業に対してその案を提案させるべきではないかなというのが一つありまして、今の第二種住居地域に関しては、この用途、建物の種別みたいなのは大きな制限はないのですけれども、建物の大きさとか建蔽率、あるいは容積率に関しては、例えばほかの商業地域に比べて全然条件が悪いと、それを変更して、企業がもっともっとスケールの大きい案を提供できるような環境づくりが必要だと私は思っているのですけれども、これ部長、用途変更、今回新年度予算で用途地域の見直しの予算化がされています。その調査業務も含めてやるべきだと思っていますけれども、今事業、この愛誠園跡地も少し計画が遅れていることもありましたけれども、それは部長どうですか、用途変更も含めて検討できませんか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。愛誠園跡地の用途地域につきましては、国道58号宜野湾バイパスの道路境界から25メートルの範囲が第二種住居地域に指定されており、当該跡地の過半を占めております。また、当該敷地の建蔽率は60%、容積率は200%となっております。第二種住居地域は、主に住居の環境を守るための地域ではございますが、当該用途地域内では1万平方メートルまでの店舗をはじめ、ホテル、旅館、事務所などを建てることができます。そのため、現在の用途地域においても当該跡地周辺の住宅地の環境を保護し、バイパス沿道にふさわしい土地利用ができるものと考えております。
    上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) 部長は、用途変更する必要はないよという答弁でよろしいですよね。これは、もういいです。 僕、西海岸については全体的な構想が必要ではないかなというふうに思っております。今、話しさせていただいた愛誠園跡地、そして大山土地区画整理事業、それと仮設避難港の土地、それとまたもう少し那覇市寄りに行きますと、海浜公園、コンベンションセンター、そして今プリンスホテルも新たに建設しています。観光客がどんどん来るような環境づくりがされていると。そして、今宜野湾市に足りないというのは、この集めた人たちを地消していくシステムが全く構築されていないということなのです。今、例えばラグナガーデンに泊まっているお客さん、國場組がやっているホテルのお客さんなんかは、ほとんど北谷町とか行っています。なぜ宜野湾市で地消ができないかということは、仕組みがないからです。ですから、全体的な構想が必要だと私は思っていますけれども、全部リンクさせるのです、部長、全部。ここにはこうつくって、こうだからこうつくる、こうつくるというふうな、西海岸一体的なものが必要だと思うのです。後で公共施設に関しては質問しますけれども、そういった大きな構想が必要だと思うのですけれども、市の見解はどうですか。答弁をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。各事業につきましては、市の総合計画や沖縄21世紀ビジョンなど上位計画に基づき進めているところではございますが、各事業をリンクさせた全体的な計画の必要性に関しましては、観光や宿泊といったものを総合的に連携させ、本地域で人々が滞留する仕組みづくりや、また良好な生活環境の整備を行うための計画ということで御理解をさせていただければと思います。 各部局、各事業連携しながら、先ほど申し上げました内容の実現に向けて取組を進めてまいります。必要に応じて計画策定についても検討をしてまいります。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) ありがとうございます。部長、全体的な計画で夢があったら、大山の土地区画の地主にも話できるのです。こういったまちづくりしますから皆さん協力くださいと、今宜野湾市にはこれが全くないのです。県でしか計画されていない。ですから、もっと大きい計画の下にやっていってほしい。 もう一つ追加するのが、私議長とふだんからいろいろ個人的に議論やっていますけれども、陸上競技場があるではないですか。ここを沿道を商業地にして、中を駐車場にして、沖縄県は車社会ですから、北谷町みたいに、車で来られる状況をここにつくる。もちろん陸上競技場を一定的な市民が利用していることは百も承知で今言っているのです。もっと有効利用できるのではないかなと。そして、私は、宜野湾高校も移転をお願いしたほうがいいと思います。大山土地区画のあの辺に、もしできるのであれば。そして、沖縄コンベンションセンターも宜野湾市に譲渡してもらってください。今新しく屋外劇場を造っています。副市長が頑張って造っている。この屋外劇場もほかのところと違います。議長がおっしゃっていました。このロケーションは、何にも代えられないよと、夕日が、サンセットが来ている。自然の照明を受けるような劇場を造るのです。特化しているのです、ほかのところと全く違う。そこにも動線ないではないですか、今。あれだけの7,000~8,000の規模あって、どこに駐車場があるのですか、人を呼べる駐車場が。そういったことも含めて考えてほしい。 ですから、この公共施設の再配置についてもお金がかかることで大変かもしれないですけれども、それも検討していただきたいのですけれども、御見解をお願いいたします。 ○上地安之議長 企画部長。 ◎安藤陽企画部長 御質問にお答えいたします。公共施設の再配置について、例えば議員からございました市立グラウンドの機能移転につきましては、冒頭御答弁申し上げたとおり、当該エリアの大きな高いポテンシャルを考えますと、検討に資する考えかなとは存じます。ただ、やはり議員もおっしゃっていたように、当該施設には一定程度の利用者がいらっしゃいますし、これまで一括交付金などを活用し、例えば管理棟の改築事業を進めてきた経緯等ございます。そのため当該交付金継続の動向や、本地域の開発状況などを総合的に参酌しながら、検討やその判断というのをさせていただきたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 山城康弘議員。 ◆13番(山城康弘議員) ありがとうございます。安藤部長、私が言っていることは、大変なことというのは百も承知で話していますので、ただ皆さんが意識しないと夢も実現しないのです。最初からできないと思ったら何もできないです。では、どうしていこうかという考え方をすることが大事であって、大きな構想をつくっていく、そしてこういうまちづくりをしていくという夢をみんなで持とうではないですか。そうでないと、せっかく大事な、本当に重要な位置的、地理的な条件もそろっている西海岸が死んでしまいます。みんなでつくっていきましょうよ、市長。僕が言っていることは無謀なのは百も承知です。ですけれども、そういった考え方もしっかりやりながら、どうしたらここが実現できるかということを考えるのが、私は大事だと思います。 ですから、ちょっとまた安室奈美恵の話みたいなわけ分からぬことを言っているなというふうに思われても仕方ないですけれども、これ本当にみんなで真剣に考えましょう。そして、備えるのです。次のインダストリアルコリドー地区、最終的な宜野湾市の大きな課題、普天間飛行場の大規模な跡地計画、ここまでみんなでつなげていきましょう。我々世代がこれレール敷かなければできないのです。普天間飛行場のこの発展というのは、私ども見られないかもしれない。ですけれども、段階的に西海岸、コリドー地区、そして普天間飛行場、このレールを敷くのは我々世代ではないですか。ですから、もっと夢を持ちましょう。私、この話をしたらわくわくするのです。本当にもうわくわくして、この宜野湾市どんなふうになっていくのだろうなと、本当にわくわくしているのです。ですから、みんなで夢のある宜野湾市をつくっていきましょう、市長。もしかしたら、沖縄県で一番強い自治体になるかもしれないです。将来、私が死んだ後に。ですけれども、このレール敷くのは我々世代から若い世代に対してのいいバトンタッチだと思います。ですから、ばか者とも思わないように、できることをしっかりみんなで知恵を出し合ってやっていく、そういった方向性で頑張っていきましょう。 この質問は終わりますけれども、ちょっと3つの質問でしゃべり過ぎて、もうあと1分切っているものですから、あと2つの質問はちょっと次回にしますけれども、いずれにせよこの思いを皆さん、思いは伝わっているかなと思って、一緒に頑張っていきたい。宜野湾市をよくしていきましょう。そして、将来の子供たち、将来の沖縄県のためにみんなで頑張っていきましょう。以上で終わります。ありがとうございした。 ○上地安之議長 以上で13番 山城康弘議員の質問を終わります。 ○上地安之議長 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時28分) ○上地安之議長 再開いたします。(再開時刻 午後2時41分) 休憩前に引き続き一般質問を行います。15番 知念秀明議員の質問を許します。知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 議員の皆さん、こんにちは。議席番号15番、共生の会、知念秀明でございます。議長の許しを得たので、ちょっと順番を変えて質問させていただきます。先に、5番、4番、3番、2番、1番、全部逆ですけれども、よろしくお願いいたします。それでは、自席にて質問いたします。よろしくお願いします。 すみません。ちょっと思うより受けたのですけれども、5番の普天間飛行場ゲート4エリア(市民広場)出入り口の交差点の交通安全対策について質問いたします。過去にこの交差点で交通事故があったのか伺います。あとは自席にて質問します。よろしくお願いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。市民広場前の交差点付近における交通事故につきまして、宜野湾警察署に確認しましたところ、令和2年1月から直近の令和3年4月までの間、人身事故はゼロ件との回答を受けております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 事故がなかったのは大変いいことだと思いますが、市民広場側から出てくるこの車両の信号というのは、赤点滅だと思うのです。赤点滅というのは、車は信号機の手前で必ず一時停止をしないといけない。そして、安全確認をした上で進まないといけないと思いますが、市民から、このあまいか側といいますか、ローソン側から来た市民の車が、今、その市民広場から出てくる車両を譲っている状態、私も4~5日前に通ったのですけれども、5時半から6時の間ですけれども、ローソン側から来たときに、この交差点で右折しようとしたときに、歩道を渡っている職員の皆さんがたくさんいるものですから、ここで止まっているのです。しかし、もう市民広場から出てくる車は一時停止もしないでそのまま真っすぐ来たり左に曲がったりしている状態なので、これは事故につながりかねない、そう思います。また、これ市民広場は多くの職員が利用していますし、これをしっかり職員に対してルールをしっかり今まで周知しているのかどうか。また、役所職員以外の方に対してどうしているのか伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。議員御指摘のように、市民広場出口の信号機は赤色点滅信号でありますので、道路交通法施行令に基づきまして、市民広場から出る車両は一時停止を行う必要があるというふうに考えております。市としましては、市の職員に対しましては、早速、職員ポータル等を通して道路交通法の遵守を周知をするとともに、市民広場の利用者の皆さんに向けては、立て看板等を通しながら周知を図ってまいりたいというふうに考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) よろしくお願いいたします。部長、今は看板がない状態なのです。ぜひ看板も用意していただいて、事故を起こさないような環境をつくっていただきたいと思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。西普天間住宅地区の進捗状況について伺います。スケジュールどおり進んでいるのかお聞きします。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。現在、西普天間線の橋梁工事や琉球大学敷地の造成工事などを行っております。令和6年度末にかけて琉球大学医学部及び同病院が開学・開院を予定しておりますので、それに合わせまして西普天間線の開通を目指しているところでございます。 区画整理事業における全体的な整備につきましては、令和8年度の完了を目指しておりまして、現在のところほぼ予定どおり進んでおります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。もうほぼスケジュールどおり進んでいると。 次なのですけれども、皆様から資料をいただいたのですけれども、沖縄健康医療拠点形成まちづくり事業の主な施策事業(案)、その中にこの喜友名側の公園の近くに大規模保留地の利活用1ヘクタールとあるのですけれども、この大規模保留地の利活用、それをどうやっていくのか、公募でこれ募集していくのかどうか、この説明お願いできますか。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。宜野湾市総合計画に基づき健康医療に資する産業利用誘導に向け、原則として公募販売を予定しておりますが、どのような条件の下公募を実施するか検討しているところでございます。その条件を整え次第、大規模保留地を販売する予定でございます。なお、その時期につきましては、令和5年度以降を見込んでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) この大規模保留地1ヘクタール3,000坪、これは令和5年以降に公募をしていく、それでよろしいでしょうか。分かりました。また、次年度にも質問させていただきます。 次に、この西普天間住宅地区の跡地利用ですけれども、市民が利用できる駐車場はあるのか、そういった声がよく聞こえますが、これはこの琉球大学病院駐車場を、これ市民や県民が利用できる駐車場になっていくのかお聞きします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。琉球大学医学部及び同大学病院の移転整備、とりわけ駐車場の整備につきましては、同大学担当者と適宜情報共有を図っており、現在は駐車場の設置箇所や形態等について検討されていると伺っております。 当該地域におきまして、新たなまちづくりの進展に伴い、周辺商店街などの活性化が期待される一方で、駐車場不足による集客機会の喪失が懸念されている中、同大学内に整備される駐車場を市民などが利用できることは非常に有効的な手段であり、またこのことは琉球大学の方からも理解が得られているものと認識しております。本件につきましては、大学側の担当者と協議調整を継続し、地域における駐車場の利便性向上に向け引き続き取り組んでまいります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 大学側と協議をしていく中で、ある程度もう理解が得られている。非常にいいことだと思っています。ぜひとも市民、県民が利用できる駐車場にしていただきたいと思います。 それでは、次の質問なのですけれども、住宅地区や集合住宅のこの高さの制限があるのかどうか、それを伺います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該地区につきましては、西海岸への眺望を著しく阻害せず、周辺の町並みとの協調を図る地区として景観形成を目指しておりますので、高さ制限につきましても、地区計画等で検討しているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ユーチューブでこの西普天間地区のVR映像でしたか、それを見たのですけれども、非常にきれいな町並みで、これもう皆さん見たほうがいいと思うぐらい、この西普天間っていいまちになっていくのだよと、それを感じました。 その映像の中でも、やっぱり集合住宅の高さというのが、ある程度低くされているのです。そうなるとやっぱり景観が非常にいいものですから、この辺も地区計画等で今検討していると言いますけれども、しっかりやっていただきたいというふうに思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。この西普天間51ヘクタールの中に、私はこの安仁屋地域だと思うのですけれども、橋梁が今造られていっていると思います。そして、公園が(案)ですけれども、喜友名歴史公園とあります。この名称、どうやってこの名称ってつくっていくのか、それを伺います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。公園や橋梁の名称につきましては、その地域の歴史や環境など様々な特性がございますので、公園及び橋梁がある地域の郷友会や自治会の意見、また公募も含めどのような名称がふさわしいか検討してまいりたいと考えております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) たくさんの資料の中で、今この資料にも書かれております。みんなでまちをつくる意識を持った土地利用の推進とありますから、できるだけ多くの、今までは地権者と一緒になってこの西普天間51ヘクタールを計画してきたと思うのですけれども、今度はもう地域の方々も一緒になって、私たちで一緒につくったまちなのだって、そう思えるようなまちづくりをしていただきたいというふうに思っています。 そしてもう一つ、このモデル地区として市民とともに計画をしていくとありますが、どうやって市民とともに今から計画を立てていくのか、それを伺います。 ○上地安之議長 建設部長。 ◎石川康成建設部長 御質問にお答えいたします。当該地区につきましては、区画整理事業、景観計画、地区計画及び用途地域について、これまで地権者への説明会や勉強会を行い進めてまいりましたが、今後も説明会や勉強会などで地権者をはじめ、地域の方々の御意見もお聞きしながら進めてまいりたいと存じます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) よろしくお願いします。喜友名、新城、そして普天間、安仁屋、その地域の方々と一緒になってすばらしいこの51ヘクタールをつくっていただきたいというふうに思っております。 それでは、次の質問に移ります。新型コロナウイルス感染予防対策及び経済支援について伺います。本日もたくさんのコロナウイルスに対しての質問があったと思うのですけれども、確認のためにもう一度質問させていただきます。 資料をいただきましたが、接種者400名、300名規模で約54名が集団接種における人員だと思いますが、医療スタッフの内容と医療スタッフの業務を伺います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。集団接種に関しましては、被接種者400名規模の場合、市職員9名、運営業務の委託業者23名、フリーで活動している在宅保健師、看護師が10名、医師会からの医療スタッフ12名の計54名で運営してございます。医療スタッフのうち在宅保健師、看護師の役割につきましては、問診及び接種後の健康観察となってございます。医師会から派遣される医師は予診、看護師につきましてはワクチンの希釈、充填及び接種を担当してございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。これ部長、ちょっと通告していないのですけれども、この役所の職員54名の中に、役所の職員はワクチンの接種などは行っているのかどうかお聞きします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。市職員の業務内容ということでございますが、市職員につきましては、それぞれのエリアの統括、チームリーダーとして携わっているところですので、直接の接種等には関わっていないというふうな状況でございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 部長、私が聞きたいのは、市の職員もコロナワクチンを接種したのかどうか、それです。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。大変失礼いたしました。接種会場に派遣されています市職員のワクチンの接種状況ということでございますが、余剰ワクチン等の対応等で接種を優先して受けられるような形を取ってございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 自分の聞き方がまずいのですか。接種したのかどうか、受けられる体制を取っているとかではなくて、取っているのもいいのですけれども、接種をしたのかどうか、それを教えていただけますか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 大変失礼いたしました。市職員についてもほぼ接種済みということで理解されてよろしいかと思います。失礼しました。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。ちょっと自分も舌足らずな部分があるものですから、それは非常にいいことだと思っていますので、ありがとうございます。 それでは、次の質問に移らせていただきます。6月10日までの65歳以上の高齢者の1回以上のワクチンの接種者と接種率、それを伺います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。6月10日現在、1回目の接種の予約を終えた高齢者は約1万900人となっており、そのうち5,400人が1回目の接種を終えております。1回目の接種率については25.7%となってございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。次もなのですけれども、この65歳以上の高齢者、ワクチン接種希望者の接種は、7月いっぱいで可能なのかという質問があったのですけれども、先ほどの真喜志議員の質問の中で理解しましたので、その次の質問に移らせていただきます。 6月9日水曜日より受付を開始した沖縄県広域ワクチン接種センターの接種と、本市の集団接種や個別接種と二重予約が危惧されます。どのような対応を取っていくのかお聞きします。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。沖縄県の広域接種センターの予約システムと本市の予約システムについては、それぞれ別で管理されているため、市民が二重予約をする可能性が指摘されております。二重予約をした後、どちらかの予約を取り消さないことにより、ワクチンに余りが生じてしまうこと、現在市町村で取り扱うワクチンと別の種類のワクチンを県が使用するため、誤接種を招く危惧があることから、先日6月8日に、松川市長が会長を務めます中部市町村会より沖縄県知事へ大規模接種に関する要望書を提出しており、県の大規模接種会場と本市の接種会場との二重予約ができない仕組みづくりを構築していただくなどの要望しているところでございます。 また、本市においては、市ホームページ及び自治会向けの広報チラシにより、二重予約をされた場合は、必ずどちらかの予約をキャンセルするよう市民の皆さんへ周知をして対応しているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 新聞や報道などでも紙面にも掲載されておりましたが、この集団接種とまた広域接種に間違って行かれる方もいると、この対応は難しいとは思うのですけれども、ぜひとも周知徹底して二重予約がないようにしていただきたい。ワクチンを無駄にしないようにやっていただきたいと思っています。よろしくお願いします。 次なのですけれども、65歳以上のワクチン接種後に、この60歳から64歳、そして持病がある方を接種していくのか、それを伺います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。本市の接種実施計画の接種順位といたしましては、1番目に医療従事者等、2番目、高齢者、3番目に基礎疾患を有する者、続いて高齢者施設等の従事者、また60歳から64歳の者、続いてその他の者となってございます。新型コロナウイルス感染症の第4波では、若い世代への感染状況が拡大している状況がございます。接種実施計画では、より重症化リスクの高い基礎疾患を有する者などを今後次の順位として定めております。したがいまして、当面は現在実施している希望する高齢者の接種完了に努め、その次の段階といたしまして、既存の接種実施計画や感染状況等を踏まえ、対応を検討してまいります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 分かりました。いろいろ状況が変わってきているのです。今、イギリス株と言われたこのアルファとか、デルタだとか、若い人にも感染していくそのウイルス株になっていっているので、これも当初の予定よりか変わっていくこともあり得ることなので、この辺も頭に入れていただいて、よりたくさんの人が受けられる状況をつくっていただきたいと思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。宜野湾市のラインで6月8日とか9日にこの予約状況の空き状況が流れてきたのです。これ非常にすばらしい対応だと思いまして、何月何日はまだ空きがありますよ、とかと知り合いの方に連絡したりとかして、その方が6月15日でしたか、分からぬですけれども、7月、そこを予約して、できたよとかという反応がありましたので、これも今からの空き状況が出たときに、この仕組みも今後も続けていっていただきたいと思います。これについて。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。ワクチンの接種予約に関する情報につきましては、現在市ホームページ、市民向けのチラシなどで随時周知しているところでありますが、市の公式ラインにおいても市の広報担当課と連携し、登録者に対して適宜ワクチン接種に関する情報提供をしているところでございます。今後も予約空き情報など、随時市民へ提供できるよう取り組んでまいります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) よろしくお願いします。今、接種者の人数というのは公表されているのですけれども、この接種率、これも公表をしたほうがいいと思うのですけれども、この辺について伺います。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 御質問にお答えいたします。現在、市ホームページ上で1回目の接種者の人数について公表しているところでございますが、今後は接種率についても併せて公表してまいりたいと思います。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。よろしくお願いいたします。 3の(2)のほうは(4)と一緒にやりますので、3の(3)、学校休業に伴う児童生徒への対応についてお伺いします。6月8日火曜日より宜野湾市の全ての小中学校が休校になりましたが、それに伴い、預かり先のない世帯の児童が出てくると思いますが、学校では児童生徒の受入れはどうなっているのか伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。臨時休業期間中、小学校では保護者が仕事等で家庭で見ることのできない児童1年生から3年生と、特別支援学級に在籍している児童を受け入れているところでございます。また、それ以外の児童であっても家庭の状況に応じて各学校にて柔軟に対応しているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 基本的には1年生から3年生なのですけれども、各学校においてちゃんと柔軟に対応しています、そういうことですね。分かりました。 あと、いつもそうなのですけれども、小中学校休校になると学童さんに開所をお願いしている、朝から開けてくださいと言っていることなのですけれども、この学童クラブはどのように対応しているのかよろしくお願いします。 ○上地安之議長 福祉推進部長。 ◎岡田洋代福祉推進部長 御質問に答えいたします。放課後児童クラブにつきましては、国の指針に基づき原則開所していただいており、また緊急事態宣言を受け、6月8日からの市内小中学校の臨時休業に伴い、感染症対策を徹底しながら平日午前中からの開所により、子供たちを受け入れていただいております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 午前中から開所していただいていると、次とまとめて質問させていただきますが、この児童福祉施設等の感染予防対策についてなのですけれども、6月16日に松川市長に、宜野湾市学童クラブ連絡協議会から要請がありました。(1)学童クラブ職員に対する新型コロナワクチンの優先接種、(2)学童クラブ職員に対する定期的かつ継続的なPCR検査の実施及びその費用に対する補助とありますが、ぜひこのことは実施していただきたいと思いますが、どうでしょうか。 ○上地安之議長 健康推進部長。 ◎崎間賢健康推進部長 では、御質問にお答えいたします。まず、接種の順位につきましては、先ほどの答弁でも申し上げたとおり、本市の接種実施計画に基づいて実施をする予定でございます。ですが、新型コロナウイルス感染症の第4波では、若い世代への感染状況が拡大しており、様々な影響が出ているのは承知してございます。接種実施計画では、より重症化リスクの高い基礎疾患を有する者などを優先、次の順位として定めておりますので、当面は現在実施している希望する高齢者の接種完了に努め、併せて6月8日、市長より沖縄県へ行った大規模接種に関する要望の場において、沖縄県広域ワクチン接種センターを活用した学童クラブ職員や保育士、教員とエッセンシャルワーカー等への優先接種の実施についても依頼したところであり、現在実施に向けて県と調整を行っているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) また、議会でも私立保育園連絡協議会からも同じような要請がありました。そして、認可保育園からもワクチンの要請があったということなのですけれども、それも同じような多分答弁になると思うので、答弁は要りません。ただ、私はこの社会、今の社会、共働きの多いこの時代は、私は保育園もそして学童さんもエッセンシャルワーカーだと思っているのです。ですから、ぜひこの要望書にもあるのですけれども、この変異株の脅威にもさらされた中で業務を遂行する職員にとっては、感染リスクが高まるとともに、その心理的、身体的ストレスはかなりのものがあると、この保育士や学童の職員が感染してしまって、それを子供たち、園児にうつったりするというのが非常に怖いと、また自分一人が感染しただけで、その学童や保育園を閉めないといけない。そうなると、保護者にも負担かけていく、この中で休校になった場合には、学童さんお願いしますよと今なっている状態なのです。ですから、そのことを考えていただいて、この要望のときにもあったのですけれども、これ宜野湾市だけでできる問題ではないのです。職員は、学童さんのこの職員、また保育園の職員は、宜野湾市だけに住んでいるわけではないのです。北中城村とか中城村とか浦添市に住んでいる方々もいるので、宜野湾市がやりますよといって、この1つの園で、1人は宜野湾市の職員だからワクチン接種ができた。それ以外の方々はできない。そういったことになってしまったら意味がないのです。ですから、この辺はもう広域的に考えていかないといけないと思います。 また、答弁は要らないのですけれども、広域として県に要請していくことも考えていただいて、このことは本当に真剣に取り組んでいただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。ぎのわん元気再生!クーポン&キャッシュレス推進事業について伺います。事業のクーポン券について伺います。4万6,000世帯にクーポンを配布するのか。1冊当たりの額面の説明をよろしくお願いします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。クーポン券配布につきましては、市内の取扱い店舗などで利用可能なクーポン券を市内の全世帯約4万6,000世帯の世帯人数に応じて発行、配布し、市民生活の支援及び消費を後押しすることを目的に進めております。1世帯当たりの額面につきましては、1人世帯に5,000円、2人世帯に6,000円、3人世帯には7,000円、4人世帯は8,000円、5人世帯から7人世帯まで1万円、8人世帯から10人世帯まで1万5,000円、11人世帯以上が2万円と、世帯の人数によって額面を設定してございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 分かりました。次に、共通券と中小専用券の配布する割合、それも教えていただきたいのですけれども、私も先日、この宜野湾市でクーポンの事業が始まるということ、前からやっていたこのハピ・トクというのを、これを購入して、宜野湾市の大手のスーパーとか飲食店でも使えるということで買ったのです。そのときに、うちの女房も後ろに並んでいて、私が2枚買って、2枚買った2万4,000円分のチケットがあります。その1冊は女房に取られて、私はハッピー得したのかなと思いながら、このチケット買ったのですけれども、その中に500円券があるのです。これ非常に使いやすいということで、この500円の券もこれ入れていくのか、混ぜていくのか、そのことも教えていただきたいと思います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。配布するクーポン券の内訳といたしましては、例えば1人世帯の5,000円の場合、4,000円分は大型店舗でも中小店舗でも使える全店舗共通券、1,000円分が中小店舗専用券など、世帯に応じて枚数が異なりますが、共通券と中小店舗専用券を約8対2の割合で配布を予定してございます。 また、議員御提案の500円単位のクーポン券につきましては、中小店舗専用券の額面を500円で設定し、少額でも利用しやすいような構成としております。
    上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) しっかり500円の券も混ぜていただけるということで、ありがとうございます。 それでは、次の質問に移らせていただきます。共通券、大型店舗及び中小店舗等、中小専用券、中小店舗とあるが、その違い、大型店と中小店のこの違いというのをこれを教えていただけますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。大型店舗と中小店舗の判断といたしましては、売り場面積により判断する予定でございます。過去に実施しましたプレミアムつき商品券発行事務においては、売り場面積が1,000平方メートル以上の店舗を大型店舗と定義されており、このような過去の実績を参考に現在検討しているところでございます。 各世帯へクーポン券を発送の際には、取扱い店舗の情報を分かりやすく明記し、市民の皆さんへ周知を図ってまいります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 分かりました。過去の実績を見てやっていくということでよろしいですね。 あと、4番と5番は一緒に質問させていただくのですけれども、大型店舗も中小店舗も手挙げ方式なのか。そして、この業種に限りがあるのか、どういった業種でも手を挙げていいのか、それをお聞きします。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。取扱い店舗につきましては、議員おっしゃるとおり募集により確保してまいりたいと考えております。 本事業の受託事業者において取扱い店舗の募集、登録及び審査などをはじめ、運用マニュアルの作成や必要に応じて参加希望の店舗へ説明会を行うなど、円滑に事業が進められるよう努めてまいります。 また、商工会などの各団体に対しても事業の周知及び取扱い店舗登録の呼びかけを行い、十分な店舗数の確保に努めてまいりたいと考えております。 また、登録業種に制限があるかという質問でございますが、クーポン券取扱い店舗の登録業種に関しましては、特に業種の制限は設けておりませんが、対象外の事業者として性風俗や宗教、政治団体と関わる場合、営業内容が公序良俗に反する営業を行っているものなどにおいて制限をかけております。それ以外の業種であれば、美容室、ネイル、飲食店を含むカフェやケーキ、鮮魚店などいろんな事業種、幅広く参加可能でございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。部長おっしゃっていた小さな商店でも使えるようにやっていただきたいと思います。 あと、クーポンの換金を速やかにできるような体制をつくっていただきたいとありましたが、それも先ほどお聞きしましたので、どうぞこの辺も前向きに検討していただきたいと思います。 それでは、次の質問に移らせていただきます。修学旅行についてお聞きします。昨年、コロナウイルス感染拡大に伴い中学生の修学旅行は延期になったと思います。今年度、中学2年生と3年生は一緒に今年度実施する予定なのか。また、あくまでも予定と思いますが、中学校2年生と3年生の修学旅行の実施日を伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。市内4中学校の修学旅行は、3年生はどの学校も9月以降に本島内の実施を予定しております。2年生につきましては、当初の計画では11月の実施予定ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の状況によっては、令和4年度への延期も含め実施に向けて検討しているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。本島内で実施していくということでよろしいのですね。分かりました。 また、アンケートを取ったと思うのですけれども、私のほうも資料でありがとうございました。このアンケート調査を踏まえてどのような対応をしたのか、それも伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。学校への聞き取りを行いましたところ、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、修学旅行の実施を不安に思う保護者もいることが予想されることから、各学校において保護者アンケートを実施いたしております。その結果を踏まえて、修学旅行の実施時期や場所、内容などを検討しているとの報告を受けてございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 近隣市町村の中では、学校で今年は修学旅行を取りやめた学校もありますし、また同じ市町村の中で行く学校とか行かない学校が出てきているという話も聞いております。しかし、やはり宜野湾市内4中学校、ぜひとも先ほど部長おっしゃったとおり、修学旅行を予定していると、人生で1度しかない中学生大事な修学旅行をぜひとも実施をさせていただきたいと思います。この質問は以上です。 次の質問いたします。学習等供用施設及びコミュニティ供用施設の運用について伺います。学習等供用施設及びコミュニティ供用施設は、本市の施設なのか伺います。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。学習等供用施設並びにコミュニティ供用施設につきましては、地域コミュニティーの拠点施設として、自治会からの要望を受け整備した市の施設になります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 本市の施設、その本市の施設に対しての建築物の保険や傷害保険、これは本市が加入しているのか伺います。 ○上地安之議長 総務部長。 ◎伊波保勝総務部長 知念秀明議員の御質問にお答えいたします。市が所有している建物につきましては、公益社団法人全国市有物件災害共済会の建物総合損害共済に加入をしておりまして、学習等供用施設及びコミュニティ供用施設についても市の所有施設であることから、加入物件に含まれております。建物総合損害共済では、火災や台風、落雷などの損害が共済の対象となっております。 また、市が所有する施設の瑕疵に起因する事故に対する損害につきましては、全国市長会の市民総合賠償補償保険に加入をしておりまして、事故により市が法律上の賠償責任が生じることによって被る損害の補償をすることとなっているところでございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 部長、前回の喜友名の理事会で、議長もいらっしゃって、これ理事会の中でこれ出ていたのです。しかし、自治会長は把握していないのです。ほかの自治会もそうだと思っています。今の話を聞いても分かっていない自治会長さんってたくさんいると思います。別で保険掛けている。同じような内容の保険を掛けている可能性もあるのです。そうなると二重払いではないですか。この辺はしっかり周知していただいて、自治会長会などにもお話をしていただいて、これ周知する必要があると思います。ぜひその辺はよろしくお願いいたします。これについて一言もらえますか。 ○上地安之議長 市民経済部長。 ◎国吉孝博市民経済部長 御質問にお答えいたします。施設の保険につきましては、先ほど総務部長から説明させていただいたとおりでございますが、各自治会への周知につきましては改めて対応してまいります。 また、自治会のほうでは各種行事などで保険を掛ける場合がございますが、施設についての保険が二重になっていないかにつきましても併せて確認してまいります。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ぜひよろしくお願いいたします。 それでは、次の質問に移らせていただきます。これも前回もさせていただきました。中学校卒業者などの進路支援について。令和元年度、令和2年度の中学校卒業生の進路状況、それを伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。令和元年度は、本市の4中学校の卒業生の総数は950名でございました。その進路先の内訳としましては、高等学校等への進学が916名、就職が15名、進路未定者は19名でございます。令和2年度の本市の4中学校の卒業生の総数は933名で、その進路先の内訳としましては、高等学校等への進学が907名、就職が6名、進路未定者は20名でございます。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) ありがとうございます。この令和元年度の950名に対して、進路未定が19名、そして令和2年度の933名の卒業生に対して、進路未定者が20名、その令和元年度の進路未定者の保護者や児童から進路相談があったのかどうか伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。令和元年度、はごろも学習センターに中学校卒業後、進路未定で相談を受けた生徒は1名で、学校に相談した生徒は1名の計2名でございました。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 2名相談があったと。この2名の相談があって、その子のサポートをした結果、その児童が就職したのか、また進学していったのか、そういったことを伺います。 ○上地安之議長 指導部長。 ◎又吉直正指導部長 御質問にお答えいたします。はごろも学習センターでは、市内在住の18歳までの青少年及びその保護者について、教育に関する相談受付を行っております。そのため、御相談を受ける中で進路に関する相談があった場合は、進学や就業につながる関係機関の情報提供を行いながら対応しております。 また、サポートした結果、その児童が就職したのか就学したのかについてでございますが、はごろも学習センターで御相談を受けた1名につきましては、本人が特定されますことから具体的な進路については、答弁を控えさせていただきたいと思います。また、中学校に相談のあった進路未定者の1名は、現在通信制高等学校へ入学しております。 ○上地安之議長 知念秀明議員。 ◆15番(知念秀明議員) 分かりました。通信制に1人は進学していると、大変すばらしいことだと思います。 ちょっと次の質問は飛ばさせていただきますが、私はやはり今は進路の相談があった保護者やその児童から相談があったら相談をするという形になっております。やはりこの19名の中の残り17名がどうなっているか、なかなか分からない状態、しかし高校へ行けば県が対応していくとは思うのですけれども、この中学校を卒業して高校進学や就職しなかった、この進学できなかった18歳未満の児童、これは確認をしていく必要があると思っています。確かに仕事量が増えて、すぐにできることではない、それは分かっておるのですけれども、県の協力も得ながらやっていただきたいと思います。前も言わせていただいたのですけれども、児童福祉法第2条、国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。児童は、18歳未満ですから、そのことも分かっていただいて、今後どうやっていくかということをぜひ検討していただきたいと思います。 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。 ○上地安之議長 以上で15番 知念秀明議員の質問を終わります。 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は6月21日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後3時41分)...